恋愛・結婚

夫から「物音がうるさい」と言われ不満。むしろこれ見よがしに騒音を立ててしまった妻の本当の思いとは

もし、未成熟なコミュニケーションをとられて軽んじられたら?

<被害者かもしれないあなたへ>  今回のケースのように、相手に自分のニーズを伝えても無視されたり、軽んじられてしまうことがあります。それは「肉体的に殴る蹴る」、「言葉で罵る」というような典型的なDVやハラスメントと形は違えど、傷つくことです。  こういうことばかりが起きる場合には、傷ついたり、悲しんだり、怒ったりすることは自然なことです。このくらい大したことがないと思っているうちに、気づけば自分のことを大切にする方法を忘れてしまうかもしれません。  その繰り返しの中で、もしかしたらもっと重大な被害を受けているのに、それを自覚できていない可能性もあります。心当たりのある方は、DVやハラスメントについて調べてみると良いかもしれません。 <加害者かもしれないあなたへ>  自分の本当のニーズをうまく認めたり、伝えることができないがために、結果として未成熟なコミュニケーションによって人を傷つけてしまう人がたくさんいます。そして、その内容によってはモラハラや、DVと呼ばれる言動になることもよくあります。  全く無自覚なまま加害を続けて、別居や離婚という段になってようやく反省してもすでに積み重ねてきた加害によって相手に与えた傷は深く、関係修復ができないケースは多々あります。  今回のようなケースは一見、何気ない日常の中のエピソードのようですが、そこから自分の問題を見出して変わっていける人と、そうでない人の人生は大きく変わっていく可能性があります。  心当たりのある方は、モラハラやDVなどと検索してみてください。自分がやっていることが書いてあるなら、いまこそあなたが変わるチャンスかもしれません。
DV・モラハラなど、人を傷つけておきながら自分は悪くないと考える「悪意のない加害者」の変容を目指すコミュニティ「GADHA」代表。自身もDV・モラハラ加害を行い、妻と離婚の危機を迎えた経験を持つ。加害者としての自覚を持ってカウンセリングを受け、自身もさまざまな関連知識を学習し、妻との気遣いあえる関係を再構築した。現在はそこで得られた知識を加害者変容理論としてまとめ、多くの加害者に届け、被害者が減ることを目指し活動中。大切な人を大切にする方法は学べる、人は変われると信じています。賛同下さる方は、ぜひGADHAの当事者会やプログラムにご参加ください。ツイッター:えいなか

孤独になることば、人と生きることば孤独になることば、人と生きることば

モラハラ、パワハラ、DV
人間関係は“ことば”で決まる

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