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イマドキ女子高生は清楚系?“渋谷発”トレンドリサーチ、高校生は30年でどう変わったのか聞く

「知らんけど」「新元号タピオカ」の流行語が誕生

 趣味や嗜好が細分化された現在では全世代的なヒットが生まれづらくなったといわれている。  渋谷トレンドリサーチでは、猿のキャラクターでおなじみのタブレット菓子「ピンキー(販売終了)」で、ハート型の粒が見つかると“恋が叶う”といったコラボや、携帯キャリア「ウィルコム」の高校生人気を支えたが、今後はティーンの流行をどう発信していくのか。 「尖った感性を持つティーン世代が、新しい文化を作るという考え方の根底はこれからも変わりません。現在は、2022年夏のティーンに流行っている言葉で紹介した『知らんけど』、2019年に新元号が発表される直前に発表した女子高生300人に聞いた新元号『タピオカ』はどちらもネットでかなりの反響がありました。『知らんけど』は、その年のユーキャン新語・流行語大賞にもノミネートされました。いわゆるマスメディアだけでなく、SNSを活用して、ティーンの流行を広めていきたいです」

「日刊SPA!」独自のアンケート調査を実施

渋谷トレンドリサーチ

過去の「女子高生流行情報」一覧。「浮気したことがある?」「飲酒経験はあるか?」という、現在では考えられない赤裸々な声も掲載

 それでは実際にアンケートを行うとどんな声が集まるのだろうか。今回は「日刊SPA!」読者であるお父さん世代のために、世の高校生たちが「毎月のお小遣いはどのくらいもらっている?」について調査してみた。ぜひ息子・娘との条件交渉に参考にしてみてほしい。  高校生の月のお小遣いの金額で、最も多かった答えは「決まった額はなく、必要になった時に都度もらっている」(20.1%)だった。  代表的な回答としては「アルバイトをしているので、ご飯代はお小遣いでもらっている。でも足りないので、あと5000円はほしい」「高校生になってから足りなくなった。貯金を切り崩している。2000~3000円を都度もらっているが、月に2万円くらいはほしい」「3000~5000円を都度もらっている。1万円くらいほしい」「交通費のみもらっている。足りない」といった声があった。  その一方で、「親のクレジットカードを自分の携帯に連携させているので、ある程度好きに使える。足りない時はアルバイトをしている」というようにイマドキな回答もあった。
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2番目に多かったお小遣いの金額は?
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