「半永久的に人目に触れない場所」も。香川県の山奥にあるテーマパークが持つ特殊性
―[テーマパークのB面]―
全国に数多くあるテーマパーク。今もなお新しいテーマパークが生まれては人々を楽しませ続けている。しかし、そんなテーマパークには、あまり語られることのない側面が存在する。そんな、「テーマパークのB面」をここでは語っていこう。
香川県。うどんで有名な丸亀から電車で少し行ったところに「坂出」という駅があって、そこから車を山の方に走らせると、観覧車が見えてくる。その一帯に広がっているのが、香川県のテーマパーク「ニューレオマワールド」だ。
「レオマ」とは「レジャーは大西に任せろ」の三文字から取られていて、名前のとおり、遊園地だけでなく、ホテルやプールも併設された一大レジャー施設となっている。その中にある「オリエンタルトリップ」というゾーンが今回のテーマである。
「香川であることを忘れてしまいそうになる」空間
他のテーマパークとの違いは「再現度」
ライター・作家。チェーンストアやテーマパークをテーマにした原稿を数多く執筆。一見平板に見える現代の都市空間について、独自の切り口で語る。「東洋経済オンライン」などで執筆中、文芸誌などにも多く寄稿をおこなう。著書に『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』(集英社)『ブックオフから考える』(青弓社)
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