なぜ『ドラゴンボール』のテーマパークが「サウジアラビア」に作られるのか。日本のエンタメ業界が抱える“決定的な弱点”
―[テーマパークのB面]―
サウジアラビアに「ドラゴンボール」のテーマパークが出来る。2030年ごろまでに完成が見込まれていて、敷地面積は500,000㎡を超える。東京ディズニーランドと同じぐらいの広さだ。ドラゴンボールの各場面が再現された7つのゾーンには30を超えるアトラクションが建設される予定で、そのアトラクションのうち5つは「世界初の体験」になるという。また、中央に建設される神龍のジェットコースターは高さ70メートルを誇り、その本気度の高さがうかがえる。
「カリンの塔」に展望台が設置される予定
どうしてサウジアラビアなのか?
ライター・作家。チェーンストアやテーマパークをテーマにした原稿を数多く執筆。一見平板に見える現代の都市空間について、独自の切り口で語る。「東洋経済オンライン」などで執筆中、文芸誌などにも多く寄稿をおこなう。著書に『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』(集英社)『ブックオフから考える』(青弓社)
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