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おっさんが、ChatGPTを使ってスナックのママを落とそうとした結果

おっさんをどうしても野生にしたがるChatGPT

 仕方がないので、もうちょっと現実感のあるやつにしてくれと依頼したものがこれだ。 “おっさん、スマホの落とし穴にハマる”  中年のおっさん、田中さんはスマートフォンを購入しましたが、新しいテクノロジーには疎い彼にとって、スマホの使い方は一筋縄ではいかないことがわかります。田中さんがスマホの使い方を学ぼうと奮闘する過程を描きます。  田中さんがナビアプリを使って出かけるが、途中で道を間違え、行くべき場所とは全く違う場所に迷子になる。通りすがりの人に助けを求めたり、現地の風景と共に彼の迷子のエピソードを描く。  最終的に彼が野生の植物を誤って食べて不思議な能力を発揮し、スマホを使いこなします。  このAI、おっさんを迷子にさせれば原稿になると思っている節がある。さらに必ず野生の植物を食べて不思議な力を出せようとしてくる。僕が知らないだけでおっさんって野生の植物を食べる習性があるのか?

テーマ縛りでおっさんについて書かせてみた

 ChatGPTに自由に書かせると、必ずおっさんを迷子にさせて野草を食べさせるので、そうはならないよう、なにかジャンルを指定して原稿を書かせることにした。今週はペットとかの癒し系のエピソードがいいかもしれない、ということで、ペットに限定しておっさんエピソードを考えてもらうことにした。 “おっさん、ペットとのコミュニケーションを学ぶ”  中年のおっさん、山田さんは突然の衝動買いで愛らしいペット、猫を飼うことになりました。しかし、彼はペットの言葉を理解できず、ペットとのコミュニケーションに戸惑うことになります。  山田さんとペットはコミュニケーションが取れず、散歩の途中で迷子になります。  困り果てた山田さんですが、ペットが草むらで野生の植物を誤って食べて不思議な能力に目覚めます。不思議な能力によってペットとコミュニケーションできた山田さんは帰還します。  最終的に、山田さんはペットとの信頼と絆を築く過程を描き、笑顔で幕を閉じます。  なんで絶対におっさんを迷子にするんだ。なんで野草で能力に目覚めるんだ。なんで猫を散歩させるんだ。
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よくわかってないくせにAIを駆使したがるおっさん・竹下さん
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テキストサイト管理人。初代管理サイト「Numeri」で発表した悪質業者や援助交際女子高生と対峙する「対決シリーズ」が話題となり、以降さまざまな媒体に寄稿。発表する記事のほとんどで伝説的バズを生み出す。本連載と同名の処女作「おっさんは二度死ぬ」(扶桑社刊)が発売中。3月28日に、自身の文章術を綴った「文章で伝えるときにいちばん大切なものは、感情である 読みたくなる文章の書き方29の掟(アスコム)」が発売。twitter(@pato_numeri

pato「おっさんは二度死ぬ」

“全てのおっさんは、いつか二度死ぬ。それは避けようのないことだ"――


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