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「手取りは月10万円台、交際経験もない」49歳の嘆き。500人アンケートで見えた令和の“弱者男性”の姿とは

「自分を愛してくれる女性に出会えたら救われる気がします」

新型[弱者男性]の肖像

大西さんの手取りは月十数万円。「恋人は欲しいが、独り身だからこそ、この月収でやっていける」と語る

コロナ禍をきっかけに会社を自主退職。現在の職に就く。 「他人と過ごす時間が少ないのは楽ですね。ただ……」 大西さんは生涯一度も女性と交際したことがないという。 「親譲りの低身長で容姿もひどい。中学時代、女子に『気持ち悪い』と言われたトラウマもある。婚活でもろくに相手にされない。それでも、自分を愛してくれる女性に出会えたら救われる気がしますね」

貧困層以外にも拡大する“弱者男性”

今回、週刊SPA!が日本人の平均年収である450万円以下で「自分を弱者男性だと思うか」を20~60代の男性3800人にアンケートしたところ約3割が認める形に。 そこから500人を抽出すると、その平均年収は236万円と過酷な経済状況が浮き彫りに。実際、「Q2・自分が弱者男性だと思う理由」については「年収が少ない」、「貯金が少ない」といった経済的な理由が1位と2位を占めた(詳しい結果は後述)。
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表紙の人/ 生見愛瑠

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