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「話聞かない・仕事しない・責任取らない」職場に“老害社員”が増加中?50代以上の社員が慕われない理由とは

超高齢社会において深刻化しているのが、老害の存在だ。今やあらゆる場所に生息。組織を蝕み、現役世代の成長を妨害している。そんなシルバーモンスターと対峙するにはどうすべきか。加速する超老害社会の真実を明らかにする!

会社、家庭、学校、飲み屋にも……急増する[老害被害報告]

進む[超老害社会]

※写真はイメージです(以下同)

駅構内などに出没する若い女性を標的にした「ぶつかりオジサン」がたびたび話題になるが、役所や企業に繰り返し理不尽なクレームを入れたり、バスの中で赤ちゃん連れの若いママさんを“口撃”するなど「シルバーモンスター」による被害は枚挙にいとまがない。 そんな高齢者を揶揄する際に用いられる「老害」の特徴は、他人の話に耳を傾けず、たとえ間違っていても自分の意思を曲げず、若い世代の足を引っ張る点にある。 今回、集まった“被害報告”は実にさまざまなシーンに及ぶが、なかでも特に目に余るのが会社組織の中心で意思決定を担う50代幹部の老害だ。

口は出すけど責任取らず成長を失速させ業績悪化

職場老害は前述の「話を聞かない」に「仕事しない」「責任取らない」の特徴が加わり、“3ない”が完成する。 「私の上司は出世コースを外れたからかやる気がない。1日5~6時間寝ているか、スケジュール管理表に『外部MTG』と書いて消えますね。そのくせ仕事した感が欲しいのか、他人の書類は『ウチっぽくない』と何度も書き直させる。先日、その書類で取引先と揉めたとき『オレは知らん』と責任逃れ。絶句しました」(食品メーカー・30代男性)
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口だけ出す年配幹部のせいで…
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