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バン仲村「正直、金儲けしたいなら割に合わない」賞金5000万円格闘技イベントの正体を語る

武器にしたほうがいいことを助言

バン仲村

格闘家でもあるバン仲村さん

 ケンカバトルロワイアルのようなオーディション番組で活躍する人はどんな特徴があるのだろうか。バンさんは「自分の武器を5つ以上持っている人は大勢の中でも輝く」と言う。 「俺の場合は存在感のある見た目、実業家、彫師、格闘家、大学院卒などを武器として持っている。最近ではラッパーや役者、司会者なんかもやっているけど、何でもいいわけではない。一部だけ切り取られてネガティブにネットニュースで取り上げられたら、それがトリガーとなって活動が危ぶまれる可能性もある。  俺がよくアドバイスするのは『自分が今まで生きてきた中で頑張ったことや人生のストーリーにつながること』を武器にしたほうがいいこと。その人らしさが表れる武器は、群衆から共感や注目を集めやすいから。人生を見つめ直して、自分の持っている武器は何か、それをどのタイミングでどう生かすかを考え、うまくアピールできる人はやっぱりほかの番組でも爪を残していると思う」

話さなくても理解し合える朝倉未来との関係

バン仲村

「自分の武器探しに迷ったら『ばかにされる方を選べ』と伝えています。王道はつまらないからね」(バンさん)

 BreakingDown主催の朝倉未来さんも、当初からバン仲村さんに対して、敵視するような素振りはなかったと話す。 「朝倉くんと初めて会ったのは約1年前、俺がVol.5のオーディションに参加したとき。実は一度、書類選考で落ちているんだ。その後、オーディションを通過して試合も決まったのに、怪しい経歴だと思われたのか、本戦に出させてもらえなかった(笑)。でもケンカバトルロワイアル主催者だという点は気にされず、キャラクターの個性やワードセンスを買ってくれて。試合に出場したり、定期的にひな壇選手として参加させてもらったりするようになった。  俺もBreakingDownに出たら相乗効果でおもしろいことが起きそうだと思って応募したから、思惑は同じ(笑)。朝倉くんとは仕事についてガッツリ話すわけではないけど、お互いに理解し合えているし、考え方も似ていると思う。10歳以上離れているけれど、年齢関係なく尊敬しています
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優勝賞金は最大5000万円「あとは評価次第」
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IT企業の広報兼フリーライター。元レースクイーン。よく書くテーマはキャリアや女性の働き方など。好きなお酒はレモンサワーです
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