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中卒で資産1億円の不動産投資家が教える、高利回り物件を見つける秘訣

同じような条件のエリアは関東にもある

一方で、地方都市にしか利回りの高い物件はない、というわけでもありません。例えば関東近郊でも栄えている街から車で1時間程度にあって、物件の需要が高いエリアはたくさんあります。 例をあげると、千葉県なら茂原市、いすみ市、栗原市などの外房寄りのエリア。埼玉県なら坂戸市、行田市、寄居町。茨城県なら下妻市、ひたちなか市など。 僕は実際に物件を見ることができないので所有はしていませんが、知り合いから聞いた話だと築年数の古い戸建てを買っている人は結構多いとのこと。築年数40年以上などのボロ物件を買ってリフォームし、利回り20%以上が取れる物件を目指すのは僕がやっている稼げるサイクルと同じ流れです。 もちろんほかのエリアでも高利回りを目指せる物件はありますが、僕も日本全国の情報を網羅しているわけではないので、ネットの力に頼ることも大切。不動産ポータルサイトの「楽待」などでは利回りを条件に検索できるので、不動産投資でしっかり稼ぎたいと考えているなら参考にしてみるといいでしょう。

関東は物件の競争率が高い

僕が地方暮らしなのでそう思っているだけかもしれませんが、関東で不動産投資をやるのは大変かもな、と少し思います。 そもそも人口が多いのでライバルが多いでしょうし、資金が潤沢ないわゆる高属性の人もたくさんいるので物件の取りあいが激しい印象があります。 「いまから内見に行きます」と言っている物件に買いが入ってチャンスを逃したという話も聞きますし、仕方のないことですが競争率はどうしても高そうな印象です。 だからなのか、東京でボロ物件投資をやろうという人は少なくとも僕の知っているなかではいません。いい物件があっても買えないことが多いなど、おそらく日本で一番競争率は高いでしょうから納得ではあります。 今回は高利回りが期待できるエリアについてのお話でした。ただ、ひとつだけ注意したいのは、田舎すぎるエリアは避けたほうがいいということ。売却しようとしても買い手がつかなかったり、そもそも銀行からの融資がおりづらいです。 なので、生活している周辺だけではいい物件が見つからないなら、もう少し視野を広げてみると高利回りが狙えるお宝物件に出会えるかもしれませんよ。 <構成/松嶋三郎>
福岡県北九州を中心に築古戸建てやアパートを所有する不動産投資家。中卒で食品加工工場で働いていたが、20代で不動産投資を開始。有望な築古物件を見定め、最低限のDIYによって低コストで高利回りの物件へと変貌させて現在は総資産1億円超、年間不動産収入約4600万円を稼いでいる。公式LINE「DIYみわ塾
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