中卒1億円大家さんが「FIREを目指すなら株よりボロ物件投資がいい」と断言できる理由
家計を助けるために15歳から食品加工工場で働くも、100万円から始めた不動産投資によって今では総資産が1億円を超える、みわ氏。格差や学歴や職歴の壁に阻まれても人生を好転できた秘訣は何なのか?「100万円から始められるボロ物件投資」の秘訣を伝授する。
古くは「脱サラ」だったり、最近で言うところの「FIRE」は、会社勤めの人からすると魅力的に見えるかもしれません。ただ、働かなくてもいいくらいの資産を持つのはめちゃくちゃ大変でしょうし、会社を辞めた後のリスクを考えるとなかなか踏み切れない人がほとんどだと思います。
なぜそんな話をしたのかというと、僕がやっているボロ物件をメインに取り扱う不動産投資って意外とFIREに向いているかも? と思ったからです。
僕は手取り17万円の頃に副業で貯めた100万円を元手に不動産投資を始めました。それから4年後には一か月の家賃収入が50万円に、物件の資産とは別に現金の貯金が500万円ほどになり、めでたく勤め先を退職しました。その後は専業の不動産投資家として生計を立て、退職から6年ほど経った今では総資産は1億円を超えました。
また、僕以外でも、不動産投資で資産を築いてFIREを実行した人を何人か知っていますが、「リタイヤ後に行き詰って、結局、再就職した」という人の話は聞いたことがありません。株や為替に比べても、不動産投資はFIREをするのには向いているような気がします。
ボロ物件投資がFIREに向いていると思う理由は2つ。まず1つ目は、投資金額が少なくても始めやすい点です。
僕が最初に買った物件は築年数の古い100万円の一軒家でした。そこから修繕やリフォームでお金はかかっているものの、投資を始めるための金額としては手が届かないレベルではないと思います。
物件の購入金額をペイできれば基本的に家賃収入がすべて利益になるため、少ないリスクで始められる投資としてうってつけではないでしょうか。
FIREに向いていると思う2つ目のポイントは、ボロ物件は資産価値が下がりづらいので、安定して資産を増やしていけるという点です。
築年数が古い物件はもともと底値に近い金額で売りに出されることが多いので、株や仮想通貨のような急激な下落はほとんど起こりません。あまりにも酷い物件だと入居者が見つからなくて赤字になることもありますが、そこは見極める力を持てばリスクヘッジができます。
FIREをしたいなら、ボロ物件投資がいい?
ボロ物件投資がFIREに向いている理由2つ
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福岡県北九州を中心に築古戸建てやアパートを所有する不動産投資家。中卒で食品加工工場で働いていたが、20代で不動産投資を開始。有望な築古物件を見定め、最低限のDIYによって低コストで高利回りの物件へと変貌させて現在は総資産1億円超、年間不動産収入約4600万円を稼いでいる。公式LINE「DIYみわ塾」
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