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女優・見上愛が人見知りでも、唯一ナンパした意外な相手「話しかけなかったら、一生後悔する気がする」

放送中のドラマ『Re:リベンジ-欲望の果てに-』や、NHK大河ドラマ『光る君へ』など、話題作への出演が続いている女優の見上愛。 見上愛 不死身ラヴァーズ現在公開中の映画『不死身ラヴァーズ』は、彼女にとって単独初主演映画。幼い頃に出会った甲野じゅん(佐藤寛太)を運命の相手と信じ、全力で思いを伝え続ける長谷部りの役をパワフルに演じている。

映画と原作で主役とヒロインの役割が逆転

――『不死身ラヴァーズ』への出演は、オーディションで決まったそうですね。 はい。映画では原作から主役とヒロインの役割が入れ替わっているのですが、オーディションの時点ではまだ原作通りだったので、合格して松居監督から聞いた時には衝撃的でした(笑)。 もともと松居監督の作品が好きでいろいろと観ていましたが、舞台では男の人たちが馬鹿ばっかりやっていて男子校ノリような面白さがあって、そっち側をやりたいと思っていたんです。 だから今回、りのとじゅんの役が逆転することになって、「女の子がそっちサイドなのは観たことがなかったし、それをやれるのはめっちゃ嬉しい!」って思いました。
見上愛 不死身ラヴァーズ

映画『不死身ラヴァーズ』で見上愛が担当する主人公・長谷部りのと、りのの運命の相手・甲野じゅん(佐藤寛太)
©2024「不死身ラヴァーズ」製作委員会 ©️高木ユーナ/講談社

――原作は2013年に発売された高城ユーナ氏による同名コミックです。どんな感想を持ちましたか? パワフルで面白いなと思いました。高木先生とお会いしたときに「この方が描いてるんだ……」って(笑)。 初号を観て大号泣されていて、感想を伝えてくださったのですが、選ぶ言葉もまっすぐですごく心の綺麗さが伝わってくる方でした。 ――劇中では「好き!」というセリフたくさん話していましたが、鏡の前で練習をしたりは? ぜんぜんです(笑)。もちろんお芝居の流れは考えていましたし、監督と事前に「こういうふうに差をつけよう」と話していましたが、練習はまったくしていないです。

見上愛が唯一ナンパした相手

見上愛 不死身ラヴァーズ

©2024「不死身ラヴァーズ」製作委員会 ©️高木ユーナ/講談社

――ちなみに、見上さんはりののように、気になる相手に自分からアプローチできるタイプですか? すごく人見知りなので、できないほうなんですけど、女優の河合優実だけは大学でナンパしました(笑)。 入学した4月に校内で見かけて、「いまこの子に話しかけなかったら、一生後悔する気がする」と思って、「何学科ですか?」「友達になってください」って声をかけて。 ――ビビッとくるものがあったんですか? いい意味で一匹狼感があって、必要以上に人を寄せ付けない雰囲気に、逆に引き寄せられちゃいました。優実ぐらいですね、めちゃめちゃ勇気を出して声をかけたのは。 もうプライベートのお友達の感覚なので、共演するとしたら緊張しちゃうと思います(笑)。切り替えと覚悟も必要なのかなと思いますけど、共演となったら嬉しいですね。
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「苦手なことは人に任せてもいい」と気付けた中学時代
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