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気鋭の若手女優・見上愛のクールなイメージとはかけ離れた素顔「普段はず~っとしゃべってます」

役作りのために一人暮らしを始めた

気鋭の若手女優、見上愛の初主演映画『衝動』が12月10日に公開される。刹那的に生きる若者たちを描いた青春劇の中で、失語症の少女・アイという難しい役どころ。 見上愛演じた彼女には一つの決断があった。 「物理的に声を出しにくい環境に身を置くため、一人暮らしを始めました。実家にいると、孤独を感じる瞬間がなかったので。ただ、洗濯機の使い方もわからないレベルで、撮影期間は見事に家が荒れ果てましたね(笑)」

クールに見られがちですが、普段はず~っとしゃべってます

女優を始めたきっかけは演出の勉強のためで、大学では演技の勉強に励む。実に計画的に思えるが「そう見えているだけで、私にとっては刹那的に動いた“衝動”なんです。眠かったら寝る、食べたかったら食べる。今日も差し入れのマカロンを2個も食べちゃった(笑)」と笑顔で話す。 見上愛「クールに見られがちですが、普段はず~っとしゃべってます。最近は素の自分のキャラクターに近い役柄もいただくようになってきたので、性格がバレ始めてるなって(笑)。いろんな印象を持っていただけるのも、役者として面白いなあと思います」  飄々としたキャラクターの中に垣間見える、確かなプロ意識。未来の大器を感じずにはいられない! 【見上 愛】 ’00年、東京都生まれ。’19年にデビューし、『きれいのくに』(NHK)ほか、ドラマ、映画、CM、MVと幅広く活躍。倉悠貴とのW主演映画『衝動』(12月10日、池袋HUMAXシネマズほか全国順次公開)では、社会の片隅に生きる失語症の少女という難役に挑戦。映画『偽りのないhappy end』が12月17日公開。広告「アリシアクリニック」など 取材・文/森野広明 撮影/桑島智輝 スタイリング/森田晃嘉 ヘアメイク/松森あず沙 ※週刊SPA!12月7日発売号より
週刊SPA!12/14・21合併号(12/7発売)

表紙の人/ 見上 愛

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