更新日:2024年12月02日 16:15
ライフ

朝5時に「キャンプ場の騒音問題」を起こす“小さな迷惑客”。経営者が「厳しく注意できない」と語るワケ

ルールは厳しくしたくないが評判も気になる

キャンプ場

写真はイメージ

 先のキャンプ場経営者も困り顔だ。 「最近はGoogleのクチコミとかですぐにいろいろ書かれてしまいますから、しっかり対応もしなきゃいけない。でも、ルールが多くて口うるさい管理人がいるキャンプ場なんて、いい印象ないじゃないですか。おまけに注意すると逆ギレされる方もいらっしゃいますしね……」  子供たちには存分に遊ばせてあげたい。だが、他の客たちの迷惑にも配慮しなければならない。痛し痒しな状況なのだとか。「全体的にマナーに対する意識が低下してるんですかね……」と経営者は嘆く。

子供たちにマナーを教えることもキャンプでは必要

 だが、いくらなんでも朝の5時は寝ている人が大半だ。いくら子供たちのことを考えたといっても、ここは配慮するべき時間ではなかろうか。夜、就寝を妨げないように静かにするならば、明け方もさらなり……であろう。  自然の中で思いきり遊ばせたという気持ちはわかるが、他人に迷惑をかけていいわけはない。子供たちにマナーを教えることもキャンパーにとっては大切なことなのではなかろうか。 取材・文/谷本ススム
グルメ、カルチャー、ギャンブルまで、面白いと思ったらとことん突っ走って取材するフットワークの軽さが売り。業界紙、週刊誌を経て、気がつけば今に至る40代ライター
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