令和の時代に“ギャル男”サークルが誕生したワケ「今のギャル・ギャル男って、まず仲間がいないところから始まる」
―[“ギャル”のその後]―
平成ギャルがトレンドになっている昨今。見た目だけではなく精神性にも注目が集まり、ポジティブに自分らしさを貫くマインドが支持されているという。そうしたブームに続くように、沸々と話題になっているのが“ギャル男”の再来である。

HIDEOMIさん
欲しているものは“チャラさ”だった
「イタいことを言えば言うほど世の中から居場所はなくなる」
“かっこいい”ではなく、“イケメン”になりたい——そう思っていた中、ある人たちとの出会いがHIDEOMIさんを変えた。
「今みたいになったのは、ホストの人たちの影響です。いろんな仕事をしていた中で知り合ったんですけど、みんな超かっこよくて。で、この人たちの卒アルを見たら全員ギャル男だったんですよ!あ、俺もこうなりたいと思って。前からチャラチャラはしてたんですけど、もっとガチでやろうって」
ギャル男研究は、ネットで雑誌『MEN’S KNUCKLE』や『men’s egg』の切り抜き写真を探すところから始まった。平成ギャル男は、どんな髪型をしていて、どんなファッションをしていて、どんな表情をするのか。当時を完全再現しようと徹底的に調べた。
ギャル男雑誌が打ち出すマインドにも惹かれていったという。特に『MEN’S KNUCKLE』のストリートスナップに書かれていた挑発的なキャッチコピーには影響を受けているとのこと。
「もう部屋の壁に貼ってます(笑)。“モテの女神が舞い降りた…いやオレと同化したんだ”とか。ダサいってわかるけど、それをやるのがかっこいい。今ってこういうワードメーカーいなくないですか? 真に受ける人が多すぎて、こういうノリが伝わらない。イタいことを言えば言うほど世の中から居場所はなくなる。でも俺はこういうマインドに憧れますね」
1994年生まれ。リアルサウンド編集部に所属後、現在はフリーライターに。『リアルサウンド』『日刊サイゾー』などで執筆。またnoteでは、クォーターライフクライシスの渦中にいる20代の声を集めたインタビューサイト『小さな生活の声』を運営している。
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