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覚せい剤で逮捕、“13年間獄中”で過ごしたセクシー女優。「5か月で3000万円稼いで全部薬物に使いました」

覚せい剤を売って5か月で3000万円稼いだ

覚せい剤で3000万稼いだ――すごく極端な話ですね。合沢さん的には勝算があったわけですか。 合沢:はい。実際かなり儲かりました。捕まったときには3,000万円近く持っていましたね、5か月で稼ぎました。 ――5か月で3,000万円ですか!どういう人が買うんですか? 合沢:私はインターネットの掲示板で売っていたんですけど、本当に普通の人たち。サラリーマンとか、主婦とか、学生とか。最初はぽつぽつ連絡が来るくらいですけど、それがリピーターになって、最終的に電話帳には400軒くらいの番号がありましたね。 ――すごいですねぇ。仕入れはどうしていたんですか? 合沢:私は組織とつながりはなかったので、掲示板で見つけた売人に「卸してください」ってお願いしました。 ――行動力があるんですね。 合沢:行動力だけはあるんですよね、良くも悪くも。良い方向に行けば良かったんですけど……。

私が脱がずに売れるわけがないと思った

――セクシー女優としての合沢さんの話も聞かせてください。もともと芸能活動をしていたんですよね、レースクイーンやVシネマの俳優さんとして。それがセクシー女優へ転身したのは「こっちのほうが売れる」との判断ですか? 合沢:そうですね。所属していた事務所が、芸能とセクシー関係とどちらもやっていて、セクシー女優さんと営業回りしたり、一緒に舞台に出たりもしたんです。 セクシー女優はみんなかわいいし、輝いていて「こんな子たちが脱いでいるのに、私が脱がないで売れるわけがない」って思ったのがきっかけです。 ――どちらもやっている事務所であれば、話は早いでしょうしね。 合沢:マネージャーに相談したら「セクシー女優になれば今より仕事は増えるかもしれないけど、逆に出られなくなる媒体もあるから、ちょっと考えたほうがいいよ」と言われました。 ――10年近く前の話ですよね。その時代にそういうことを言ってくれるって、いい事務所ですね。 合沢:そうなんです、いい事務所だったんですよ。もうなくなっちゃいましたけど。
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親から言われた言葉「ちょっと自由にさせすぎちゃったね」
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単純に「本が好きだから」との理由で出版社に入社。雑誌制作をメインに仕事を続け、なんとなくフリーライターとして独立。「なんか面白ければ、それで良し」をモットーに、興味を持ったことを取材して記事にしながら人生を楽しむタイプのおじさんライター

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【合沢萌】
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