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覚せい剤で逮捕、“13年間獄中”で過ごしたセクシー女優。「5か月で3000万円稼いで全部薬物に使いました」

親から言われた言葉「ちょっと自由にさせすぎちゃったね」

親からの言葉――考えたうえで覚悟を決めて、セクシー女優になったわけですね。ご家族に話はしました? 合沢:脱ぐことは親には伝えましたけど、セクシー女優としてデビューしたあとも、とくにちゃんと話してはいませんね。でも家族はみんな、知ってはいました。応援もしてくれていましたね。 ――それは良い関係性ですね。 合沢:でも逮捕されたときに「こういう仕事をしていたから捕まった、とは思っていないけど……ちょっと自由にさせすぎちゃったね」とは言われちゃいました。 ――それはちょっとツラいですね……。セクシー女優としては単体デビューですよね。お金があるから、薬物に行ってしまった部分はあるんでしょうか。 合沢:それはやっぱりあるかもしれません。やっぱりお金に余裕がないと、覚せい剤を使い続けられないですし。結局セクシー女優で稼いだお金は、全部使っちゃったんですけど。

セクシー女優になったことに後悔はありません

――セクシー女優になったのを、後悔したことはありますか? 合沢:全然後悔してないです。大変は大変でしたけど「楽しいな」って仕事はできていました。表現、エンタメの世界としてはすごく好きな世界なので。 ――そう考えると、事務所の解散は合沢さんの中で大きな出来事だったんでしょうか。 合沢:そうですね。解散後も一応マネージャーが個人的に仕事を取ってきてくれることもあったんですが、やっぱり事務所ってバックボーンがないとなかなか厳しくて。仕事がなくなってくると「自分の価値って、もうないのかな」と考えてしまうような状態でした。 ――そういう気持ちが、薬物に走る原因となってしまった。 合沢:私、仕事依存症な部分があるんです。なにかを表現し続けていないとダメなタイプ。それなのに仕事がなくなってしまったから、もう世の中がつまらない、と思って薬に頼ってしまったのかな、と今では思っています。 <取材・文/蒼樹リュウスケ 撮影/星亘>
単純に「本が好きだから」との理由で出版社に入社。雑誌制作をメインに仕事を続け、なんとなくフリーライターとして独立。「なんか面白ければ、それで良し」をモットーに、興味を持ったことを取材して記事にしながら人生を楽しむタイプのおじさんライター
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【合沢萌】
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