「夜に知らない二人組がやって来て…」女性YouTuberが振り返る「めちゃくちゃ怖かった」ソロキャンプ体験
ソロキャンプや車中泊の楽しさを伝えるYouTubeチャンネル「まるみのキャンプと車中泊」が人気を博している。発信者であるまるみさんのサバサバとしたユニークなキャラクターも功を奏し、チャンネル登録者は9.67万人(2024年11月20日現在、以下同)に上る。
インタビュー前編に引き続き後編では、YouTubeチャンネルの視聴者とのやりとりや運営のスタンス、今後の夢などについて聞いた。
――YouTubeチャンネルを開始した当初、将来的な収益化も考えていましたか?
まるみ:YouTubeチャンネルで食べていこうとは全く考えていませんでした。チャンネル登録者1,000人以上、年間視聴時間4,000時間以上がYouTubeの収益化の条件なのですが、それをクリアして数千円とか数万円とかを稼いで、欲しいキャンプギアを買えたらいいな…ぐらいの感覚でした。
――YouTubeチャンネルを始めて5年目に突入されていますが、これだけ続くことは予想されていましたか?
まるみ:まったく予想していなかったですね。気づいたら5年目だったっていう感じです。めんどくさがり屋なので、本格的なブッシュクラフト(最低限のギアだけを準備。それ以外は自然の中で手に入る素材を使用してギアを作る)とかはやらないのですが、「外で美味しいご飯を食べたいな」という気持ちが原動力になっているんだと思います。
ただ、私はYouTuberという感覚はあまりないんです。フリーランスなのですが、仕事をしていたりもしますし…。なので、視聴者さんからのコメントに対して、嫌な時は嫌ってはっきり言ってしまいますね。好感度などは気にせず、好き勝手言っちゃってます(笑)。
――YouTubeチャンネルを続けてきて、暮らしは変わりましたか?
まるみ:YouTube中心の暮らしに変わりましたね。始める前の休日は家でゴロゴロしていたのですが、今はまずキャンプに行きますし、行かない時は動画を編集したり、視聴者さんからのコメントに返信したり。生活の基盤と言ってもいいぐらいになっています。
朝は大体7時半ぐらいに起きて犬の散歩に行って、朝食を食べた後にフリーランスの仕事がある日はそっちをやるっていう感じです。昼食を食べた後も同じ流れで、仕事が片付いたら動画編集をしたりしています。
――動画を投稿するペース、ソロキャンプや車中泊に行くペースはどのぐらいですか?
まるみ:大体週1回のペースで投稿しています。ソロキャンプや車中泊に行くのは月2回程度なので年間だと24回ぐらいです。キャンプする方の中では多い方だと思いますが、キャンプ系YouTuberの中では普通か少ない方なんじゃないかなと。行く人は毎週行っていたりするので。
――動画の配分も意識されていたりしますか?
まるみ:車中泊の動画は月に1本ぐらいのペースで投稿していこうかなと思っています。やっぱり見ている方にキャンパーの方が多いんです。ただ、自分はキャンプも車中泊も好きなので、キャンプを2回やったら車中泊を1回挟んで…という頻度でやっています。
YouTuberという感覚はあまりない
ソロキャンプや車中泊に行くのは月2回程度
千葉県出身。専修大学を卒業後、広告業界を経て起業。「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の取材をはじめ、複数のスポーツ・エンタメ・ニュース系メディアで連載企画・編集・取材・執筆に携わる。X(旧Twitter):@buhinton
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