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ユニクロのセルフレジって何がどうなってるの…「ギズモード・ジャパン」が身近なテクノロジーの疑問に明朗回答

ユニクロのセルフレジはバーコードをスキャンしていないのに、どうして商品がわかるの?

セルフレジ

※写真はイメージです

 コンビニでもスーパーでも、いまは当たり前の存在となっているセルフレジ。  自分で商品のバーコードをリーダーで読み取るタイプが主流ですが、実は最強といえるセルフレジがユニクロにあることを知っているだろうか?  商品を入れたカゴを指定の場所に置くだけで、まとめて支払額を表示してくれる!  いったい、どのようなしくみなのだろうか?  ここで使われているのはRFIDタグ。電波を使ってタグの情報を読み取ってくれる技術です。  透けている状態のRFIDタグを見る機会があったら観察してみて! 周囲をぐるぐると回る線がアンテナとなっていて、セルフレジから出た電波をキャッチすると、タグ内部のチップに記録されている情報をセルフレジ側に送ってくれるんですね」

RFIDタグは、万引き対策にも役立っている!

ギズモード・ジャパンのテック教室

『ギズモード・ジャパンのテック教室』より

 さらにRFIDタグは、万引き対策にもひと役買っているという。 「お金を払うとRFIDタグに『精算済み』の情報が記録され、出入口にある盗難防止ゲートからの出入りができるようになっています。  いつ、どの商品がいくつ売れたかのデータ収集もカンタン。  さらにはダンボール箱に入った状態の検品も、箱の外からRFIDリーダーをかざすだけで、チェックができちゃいます。  人手不足な現場の悩みを解決してくれる技術でもあるんですよ」
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わたしたちの日常を支える【RFID技術】
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