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ピザハットの“二郎系ピザ”「豚ハット」を実食。一口目で「思わず声を上げてしまった」理由

2月に入り、“二郎系ピザ”として話題になっているピザがあります。それは、ピザハットが期間限定・数量限定で新発売した「豚ハット 濃厚背脂醤油ラーメンピザ」。にんにくや背脂が容赦なくトッピングされたラーメンピザというコンセプトで、圧倒的な背徳感が売りになっています。 これまでにも二郎系をコンセプトにした新商品は、他店からいくつか登場していますが、正直なところアタリハズレがあるように思います。ピザハットの豚ハットはどうなのでしょうか? そこで今回はリアルに実食して、正直なレポートをお届けしてみたいと思います。
豚ハット

2月3日からピザハットで発売になった「豚ハット 濃厚背脂醤油ラーメンピザ」。実際の満足度はどうなのか?

ピザに“二郎系”の要素を落とし込んでいる

豚ハット

「豚ハット 濃厚背脂醤油ラーメンピザ」はMサイズのみ。ピザ生地は薄いクリスピー生地のみになっている。

まずは基本情報の整理から。「豚ハット 濃厚背脂醤油ラーメンピザ」は、背脂とニンニクを豪快にトッピングした濃厚醤油豚骨スープベースのラーメンピザ。Mサイズ限定で、生地は薄いクリスピーのみになっています。価格は2750円(配達価格。持ち帰りは2350円)。 説明には、背脂とニンニクをたっぷり使用した濃厚醤油豚骨スープがよく絡むガシガシ麺がトッピングされているとあります。ズバリ、二郎系ピザと騒がれていますが、どれほどこってり濃厚でニンニクがガツンと効いているのか、気になるところです。
豚ハット

ピザという概念を忘れてしまうほど、豚バラチャーシューの存在感に心つかまれます。

注文して届いた箱を開けると、何やら見たことのないようなピザが出現。ピザなのかラーメンなのかを考える前に、豚バラチャーシューがズラリと並んだボリューム感に心をつかまれてしまいました。 うぉー、これはウマそう! がっつり食べたくなるような、食欲をガツガツ刺激しまくるお手本のようなビジュアルです。ありそうでなかった、斬新な料理を目の前にした時のワクワク感が沸き上がってきます。

こってりラーメンが苦手な人でも…!

豚ハット

背徳系というよりは、しっかり満足できる新感覚ピザでした。

まずは1カットを食べてみたのですが、キャベツたっぷりな豚骨スープが絡んだたっぷりキャベツにニンニクが絶妙にマッチ、加えて厚切りチャーシューが2種のチーズ(ゴーダチーズとモッツァレラチーズ)と合わさることで生まれる濃厚感に感激が止まりませんでした。思わず声をあげたくなるほど、斬新な個性と食べ応えにあふれた新感覚ピザに心底惚れ惚れしてしまったのです。 これは、普段こってりラーメンが苦手な人でもおいしいと感じてしまいそうな絶妙なバランス感。そして全体的に食べやすさを感じるのは、サクサクのクリスピー生地のおかげでしょう。濃厚なのに重くないのです。+220円でニンニクマシマシ仕様にできるのですが、通常バージョンの方が秀逸だなと個人的には感じました。自分でトッピングを考えるなら、白コショウ、七味唐辛子、タバスコが絶妙でしょう。
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ハイボールやレモンサワーに最強レベルで合う
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食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。世界中の健やかな食文化を追求。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)が好評発売中。Twitterは@sugiakatsuki12

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