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キャバクラで「悪気はないのに嫌われてしまう客の行動」5選

嫌われてしまうおじさんその④アフターが長い

バーでお酒を飲む男女 アフターとは、キャバクラの営業終了後にキャバ嬢とお客様がお店の外で食事をしたり、バーやカラオケのできるお店などに出かけることです。お店の外で過ごす、という点では同伴と似ていますが、アフターの場合はキャバ嬢に報酬はありません。いわばサービス残業のようなものです。  よって、アフターは1、2時間程度でササっと切り上げ、残業代としてタクシー代を多めに渡すのが正解です。だいたい50にも60にもなったおっさんが、いつまでたっても「朝まで遊ぶぜ」とかやってんのは、見ていて悲しいです。  家で待っている家族とか恋人とか猫とかいないのでしょうか。

嫌われてしまうおじさんその⑤「家まで送る」と言い出す

   アフターを終え、やれやれやっと帰宅できる、とホッとしていると「危ないから家まで送っていくよ」と、申し出てくれるおじさんがまれにいますが、キャバ嬢にとってこれはありがた迷惑であることが多いです。  だってタクシーの車内でまで仕事をすることになるわけですし、だいたい家族でも恋人でもないおじさんに住所を知られて嬉しい女性ってたぶんこの世にひとりもいないです。  中には「ちょっとあがってコーヒーでも召し上がって」みたいなことを期待していそうなおじさんも少なくありません。しかし、実際は家からずっと離れたコンビニの前などで車から降りて、タクシーが見えなくなるまで見送ってから安心して帰宅する、といったキャバ嬢が多いと思います。 「家まで送るよ」ではなく、「これで足りる?」と1万円札を渡して、スマートに解散するのが1番素敵です。1000円札でも5000円札でもなく1万円札です。ここは特に強調しておきたいところです。
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暴走しがちなおじさんへ
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1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。X(旧Twitter):@mizuechan1989

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