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「日本にはあと5人しかいない」“東北唯一のギャル男”が話題。月の維持費は5万円「夜行バスで東京に行ってます」

“スパルタ教育”の反動がギャル男のきっかけに

親の反応はいかにーー現在はSNS収入や出演のギャラが収入源だと思いますが、それまではどのような仕事をされてきたんですか? こしょーさん:18歳で仙台に出てからは、キャバクラのボーイやホストとかをしてましたね。その後、運転を上手くなりたくて、大型の免許を取ってトラックに乗ったりとか。そして最近少しずつSNSの収入が増えてきて、今年からお店を出したっていう感じですね。 ーーこしょーさんがギャルであることを、ご家族はどのようにお考えなんですか? こしょーさん:やっぱり最初は、いい反応はされませんでしたね。けど、最近はお金を稼ぐようになって応援してくれるようになりました。 僕の実家は硬い家庭で、幼少期からスパルタ教育を受けていました。その反動で中学からやんちゃするようになって、家に帰らなくなるみたいな。実は、大人になって5年くらい話してなくて、ようやく今年の正月に会いました。 今も昔もギャルであることには変わりないですが、中学の頃のやんちゃとは違って、ちゃんとやってるところは見せられていると思います。ただ、父親とは敬語でしゃべりますけどね。昔の職場の上司に会ってるような感じです。

収集したギャル服は500着以上。いつかアパレルをやりたい

500着以上のギャル服

500着以上のギャル服

ーーこしょーさんとしては、いつまでギャルをやっていきたいですか? こしょーさん:ギャルに卒業とかはないけど、ブームがなくなっても目立ってはいたいですね。GACKTさんみたいな、かっこいいおじさんになれればいいな。 ーーギャルに限らず、カルチャーって次世代に継ぐ人がいなければ衰退していくじゃないですか。今後、文化を醸成していくようなお考えはあるんですか? こしょーさん:ギャル服のアパレルはやりたいです。今もギャル服ブランドってなくはないんですけど、当時流行っていたブランドは撤退しちゃって。だから、僕が今着ている服も当時集めたギャル服ばかりで500着以上を大切に保管しています。 ギャル服屋で働いてたこともあり、現存するギャルの中では誰よりも詳しいはずです。だから、アパレルをやるんだったら俺しかいないかな、と思って計画はしてますね。 ーーこれからギャルを再開したり、始める方にとっては嬉しいお話ですね。こしょーさんは、日本の一つのカルチャーを背負っている、世の中で一番ギャルが好きな男性だと感じました! こしょーInstagram:@kstjzx100 <取材・文/松浦聡美>
韓国のじめっとしたアングラ情報を嗅ぎ回ることに生きがいを感じるライター。新卒入社した会社を4年で辞め、コロナ禍で唯一国境が開かれていた韓国へ留学し、韓国の魅力に気づく。珍スポットやオタク文化、韓国のリアルを探るのが趣味。X:@bleu_perfume
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