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新庄監督が苦言…“裏切り移籍”と波紋を呼んだ上沢直之の「日ハムとの直接対決」はいつになるのか

“直接対決”はローテーション的に…


 それでも新天地での開幕後は初登板で7回途中3失点と役割を果たし、6日の6回零封につなげた。今後は公式戦での古巣相手の登板も注目されるが、実はそれがなかなか実現しそうにない。  上沢はここまでの2試合を日曜日に投げているが、今季の日本ハムとソフトバンクの対戦は平日(火~木)がほとんど。すでに消化した2試合も含めて7月末までの直接対決16試合はすべて平日に行われる。つまり、上沢が中6日の間隔で毎週日曜日の登板が続けば、丸4か月間は古巣と対戦する機会がない。

小久保監督の気遣いの可能性は?

 8月以降は、週末にも同カードが行われるが、ソフトバンクの小久保裕紀監督がローテーションを再編し、事を荒立たせないためにも敢えて上沢を日本ハム戦に登板させないという“気遣い”を見せる可能性もありそうだ。  果たして両者の公式戦初対決はいつになるのか。それがクライマックスシリーズとなっても何ら不思議ではないだろう。 文/八木遊(やぎ・ゆう)
1976年、和歌山県で生まれる。地元の高校を卒業後、野茂英雄と同じ1995年に渡米。ヤンキース全盛期をアメリカで過ごした。米国で大学を卒業後、某スポーツデータ会社に就職。プロ野球、MLB、NFLの業務などに携わる。現在は、MLBを中心とした野球記事、および競馬情報サイトにて競馬記事を執筆中。
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