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千葉ロッテの「銀行」になった楽天と日ハム。その対戦成績をデータで紐解いてみた

カモメにカモられた2球団

盗塁

写真はイメージです

 クライマックスシリーズに向けてシーズンも大詰めとなってきたプロ野球。  今回はシーズンの順位に大きな影響を及ぼしたであろう極端な対戦成績となったチームの対戦を振り返る。要するに「カモ」った球団と「カモ」られた球団のチェックだ。来年に向けて課題が見えてくるだろう。  まずはパ・リーグ編。パ・リーグでもっとも極端だった対戦成績を示したのはロッテだ。

ロッテに借金8 益田登板でお手上げになっている楽天

 10月7日現在、オリックスと首位争いを繰り広げている千葉ロッテ。ただ、オリックスには借金2、ソフトバンクと西武とはタイの状況で、ここだけ見るととても首位のチームとは思えない数字である。だが、楽天と日本ハムからともに貯金8ずつ得ており、完全にこの2球団を「カモメがカモ」としている。  まずはロッテと楽天の対戦だ。見てみると5月までは決して極端な対戦成績ではなく、ロッテの5勝6敗1分けで、むしろ僅かに楽天が勝ち越していたのである。ところが後半戦に入ってからロッテは対楽天に9連勝。その内容を見てみると、半数以上の試合で抑えの益田直也投手にセーブか勝ちを献上してしまっている。対楽天戦の防御率はここまで1.93で1勝1HP7Sと、ほぼ完璧に抑え込んでいる。  また、対戦成績をよく見ると引き分けが1つしかない。つまり、しっかりロッテに決着をつけられてしまっているのが痛い。せめて引き分けに持ち込もうとしても、勝ち越され益田投手に抑え込まれているパターンがくっきりと見えてしまっているのだ。  とはいえ益田投手を打ち込んでいるのは3敗を喫したソフトバンクだけ。来年パ・リーグで楽天が上を狙うには対益田攻略なのか、益田投手の出番より前に勝ち越すか。首位争いをするチームに極端に負け越すのは厳しいので、いずれかを狙う必要がある。
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脚を絡められると弱い日ハム
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