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電車内で「マナー違反する側」の言い分

 週刊SPA!では、電車で通勤通学している男女200人を対象に「電車で迷惑だと思う行為」のアンケートを実施。日本人が電車内のどのような行為に「イライラしている」のかを探った。目立ったのは、「騒音」「マナー」「座り方」など、電車内での“態度”を問う意見だ。これまでさまざまなマナー違反の事例を紹介してきたが、果たして迷惑をかける人々には自覚があるのだろうか? 疑問に思い調査したところ、これが随分と自分勝手な言い分ばかりが集まっのだった……

※マナー違反の事例はこちら⇒http://nikkan-spa.jp/232402

◆迷惑をかける人々の“自分勝手”な言い分

 女性の化粧については「女性社会では、素っぴんを世間に晒すほうがマナー違反。見ないでよ!」(24歳・女性)と、逆ギレ。

 車内飲酒も「自宅では妻の愚痴不満を聞かされ、ホッと一息つけるのは電車だけ。缶チューハイ1本ぐらい飲んでもいいっしょ?」(48歳・男性)と、家庭の事情を車内に持ち込み我が物顔だ。

 なかには車内でエッチな雑誌を読む輩もいて、「だって駅の売店で売っているし。嫌悪感を示す女性もいるけど、男に幻想抱きすぎ。自意識過剰なヤツばかりで逆にキモいよ」(44歳・男性)と女性と周りの乗客を真っ向否定!

 日本人らしい気遣いの心は一体どこへ? 20年間、電車通勤を観察し「電車通勤士」という肩書で電車のマナー向上に精力を注ぐ、田中一郎氏に話を聞くと、

「電車とはいろんな人が密閉空間に集まる特異な場所。当然、トラブルも起きやすいし、社会のギスギスした縮図のような空間だと思います」と語る。電車は時代を映す鏡なのかもしれない。

 ではトラブルに巻き込まれないためにはどうしたらいいのか。

「残念ですが、迷惑な人たちには注意などせず、関わらないことです。あとはぶつかったりしたら声が聞こえるようにきちんと謝る。君子危うきに近よらず、ですね」

 電車の中だからこそ心にゆとりをもって、さまざまな出来事に対処したいところだ。

【電車通勤士】
電車通勤を快適にし、日本人の車内マナー向上を目指すために、田中一郎氏が公式サイトを運営。自身も毎日2時間通勤している。http://www.tsuuk.in/

電車通勤士取材・文/青山由佳 小山田裕哉 加藤カジカ 撮影/山川修一(本誌)
調査協力/メディアパーク
― 電車内の[迷惑(狂)人間]図鑑【7】 ―




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