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ゲームクリエイターの仕事術「面白“そう”を作るのが仕事」

ゲーム業界のキーパーソンが登場! 【 トップクリエイターの仕事場】

◆【前編】 「面白“そう”」

小嶋慎太郎氏

小嶋慎太郎氏

 マンガチック爽快アクション『エクストルーパーズ』のプロデューサーをしました小嶋です。もともとカプコンには企画で入社して、アーケードの『ストリートファイターZERO3』でデビュー。そのあと『モンスターハンター』の立ち上げから関わり、今回の『エクストルーパーズ』に至ると、そんな流れです。

 僕のテレビゲームへの入り口はやっぱりファミコンですね。小学生の頃、放課後に誰かの家に集まってはよく遊んでました。でも、学生時代は映画もいろいろ見ましたし、週刊少年ジャンプが好きで、アホほどマンガの話もしました(笑)。そういえば、情報を突き詰めてみんなで調べるなんて遊びもやってました。たとえば『信長の野望』だったら、自分の一押しの武将を調べて披露する。僕は上杉謙信でした。『信長の野望』で謙信だけ武力100だったんですよ。こいつはすげえと思って、最強と呼ばれる理由を研究して……。マニアックな遊びでしょう(笑)。

 恐竜も同じように調べて遊んでました。実はこれが、『モンスターハンター』のモンスター作成の際に役立つんです。『モンスターハンター』は、あり得ない怪物ではなく、その世界に生息している生き物としてモンスターが作られている。ここが他のゲームとはひと味違う理由かなと思っています。

 新人の頃は、失敗も多かったですね(笑)。企画のときに「中途半端なものは出すなよ。迷ってる企画書では作られへんぞ」と言われました。ズバッとひと言で面白“そう”と思わせなければ、ユーザーにだって伝わらない。「面白いのは当たり前、面白“そう”を作るのが仕事だよ」と言われたのを覚えています。この「そう」の部分が難しいんですけどね。

エクストルーパーズ

さまざまな食品メーカーとコラボしている同作品。「餃子の王将」とも!

※【後編】に続く⇒『エクストルーパーズ』制作裏話
http://nikkan-spa.jp/339982


【小嶋慎太郎氏】
企画を経て『ストリートファイターZERO3』でデビュー。以降、『モンスターハンター』や『アイルー村』シリーズに携わる

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