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エレベーターの「お静かに」の貼紙は余計なお世話?

◆日本人のマナーに対する意識は最高の国をつくっている! その半面……
パックン

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「日本人のマナーで変だなと思うところはいっぱいあるよ。まず、いろんなところにマナーの標語が書いてあること。最近驚いたのは、ビルのエレベーターの中にまで『Quiet Please』お静かに!って書いてあったことかな」  こう語るのは、お笑いコンビ・パックンマックンのパックン。 「マナーのよさは日本の素晴らしい特徴の一つ。海外から来る人たちも、『街がキレイでディズニーランドみたい』と言うんです。でも、その半面つまらない国にもなっているなぁと、僕は思う」  アメリカ人はマナーを守らない、日本人はマナーを国から洗脳されているとパックンは指摘する。 「会社も公共の場も、なんとなく私語禁止の空気になっている。例えば、満員電車で、もう少し奥に詰めていただけますかって言えば楽になるはずなのに、みんな言わないで我慢しているでしょ。電車内で何かを食べたりするのも、こぼしたりしてない限り別にいいんじゃないかと僕は思うけど日本人は違うよね。アメリカは自己責任なので、こぼして拭かなかったらマナー違反だけど、飲食してること自体はマナー違反ではないよ」  国が違うとマナーに対する意識も大きく違うようだ。 「アメリカでも電車内でファストフードを食べるサラリーマンがいる。これはマナー違反じゃないけどカッコ悪いこと。エリートビジネスマンが会議前に、スーツ姿で電車内でハンバーガーを食べてるところを取引先の人に見られたら、契約破棄なんて可能性もあるんだ」  ほかにも、日本では目上の人と話す際に脚を組むことはNGとされているが、アメリカでは逆。 「面接でも脚は組んだほうが印象がいい。リラックスして自信を持ってるように見られるから」  日本人は「マナーがよすぎるあまりに、みんなが窮屈そうにしている」と言うパックン。もっと寛容な心を持てばマナー論争も起きないのかもしれない。 【パックン】 ’70年、アメリカ・コロラド州出身。ハーバード大学を卒業。日本でお笑いコンビ・パックンマックンとしてデビューし日本語と英語を交えたネタが特徴。テレビ、ラジオと多方面で活躍 ― 公共マナー[OK/NG]の境界線【4】 ―
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