今年の流行語大賞にノミネートする一発ギャグは?
世の中を動かすのはメジャーばかりじゃない! ちょっと気になる、でも人には聞きづらいニッチなジャンルのヒットを大胆予測。各界の識者の協力のもと、ランキング形式で一挙に紹介しよう
◆今年の流行語大賞ノミネート間違いなし?な渾身のギャグ
スギちゃんの「ワイルドだろぉ」に続く一発ギャグは現れるのか?
お笑い評論家のラリー遠田氏はこう予測する。
「昨年、スギちゃんがブレイクしましたが、名前が売れたのは芸歴十数年の中堅ばかりでお笑い業界全体には元気がなかった。しかし、年末の『THE MANZAI』でも若手芸人たちが躍進したように、今年は新世代が一気に出てくる可能性が高いです。ハヤりそうなギャグもたくさん生まれると思いますよ」
そのカギを握るのは、やはりテレビのネタ番組だという。
「最近はどこも低視聴率で、そろそろ若手芸人によるネタ番組で逆転を狙ってくるはず。きっかけさえあればブレイクできる有望な芸人はたくさんいます」
◆お笑い芸人のギャグベスト5
【1位】トレンディエンジェル斉藤の「ぺっ」
歌うま芸人としても知られる斉藤が、そのリズム感を生かして絶妙な間で放り込む。キャラの濃さと相まって大本命に
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=377251
【2位】オジンオズボーン篠宮の「フィーバー」
「『THE MANZAI』の決勝でもっともウケていたコンビ」(ラリー氏)。一発ギャグも兼ね備え、ブレイク間近か?
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=377254
【3位】新宿カウボーイかねきよの「テイテイ」
ハゲ・デブの見た目に加え、ネタも昭和臭たっぷりのアクの強さ。ギャグも含め、一度見たら忘れられないインパクトだ
【4位】THE石原の「マックスボルテージ」
猫ひろしタイプのピン芸人で連発するギャグが持ち味。意味不明ながら思わず笑ってしまうギャグはクセになる可能性大
【5位】バイク川崎バイクの「BKB」
チャラ男風のテンションで「BKB(芸名の略)」とひたすら煽るスタイルは、宴会ネタとしても使えるクオリティだ
★選者:ラリー遠田氏(お笑い評論家)
お笑いムック『コメ旬』編集長。ライターとしても雑誌などでお笑いコラムを連載中。著書に『この芸人を見よ!』など
取材・文/小山田裕哉 加藤カジカ 渡辺雅史(リーゼント)
撮影/加藤アラタ 渡辺秀之 難波雄史(本誌)
― 絶対来る[2013年ニッチブレイク]ベスト5【6】 ―
『この芸人を見よ!』 気鋭のお笑い評論家ラリー遠田の芸人論 |
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