人気グラドル今野杏南が官能小説家デビュー!?
『撮られたい』(TOブックス)。驚くなかれ、小説といっても、中身は過激な性描写満載の官能小説なのだ。
今野:小学生の頃、少女漫画家を目指していて、絵を書いたり、物語を作ったりするのが大好きな子でした。漫画家は途中で諦めてしまいましたが、本や漫画を読むことは今も変わらず好きで、本屋にもよく立ち寄るし、バッグにはいつも何かしらの本が入っていたりします。官能小説も本の1つとして日頃から普通に愛読していたんですが、去年、大石圭さんの官能小説『躾けられたい』のカバーのお仕事をさせて頂く機会がありまして。その撮影のときに、私も官能小説を読んだりしてるんだとスタッフの方々に話したところ、とてもビックリされると同時にかなり盛り上がって、その一連を見ていたマネージャーさんの思いつきで、好きなら書いてみたらと勧められたのがきっかけですね。その後は、書ける書けるとおだてられ、周りから固められ、最初は「私の本職はグラドルなのに……」と、なかなか腑に落ちない時期もありましたけど、徐々に気持ちも乗ってきて、結果10か月もかかっちゃいましたけど、自分の思い描く作品を書き終えることができました。
「思いついたフレーズやストーリーをすぐに書ける状態でいたかったから」とiPhoneですべてを書いたという今野さん。撮影など仕事の合間を縫って書き上げた力作が『撮られたい』だ。グラドルとカメラマンの禁断の愛がテーマ。官能小説ゆえ、もちろん激しいセックスシーンがウリだが、決してそれだけではない。現役グラドルだからこそ書ける“リアル”が本書には詰まっている。
今野:最初はセックス描写を書くことに、やっぱり抵抗や恥ずかしさがあって、なかなか書けずにいました。だけど、いざ書いてみたら、それがとっても楽しくて。実は、全体の中でも一番すんなり書くことができたんですよ。読者の方の中に、主人公と私を重ねて読むファンもいらっしゃると思うと、恥ずかしいですね。でも、そうやって読んでもらえるのも、この本ならではの楽しみ方だと思います。現役グラビアアイドルである私が、グラビアアイドルの女のコをリアルに描きました。良くも悪くもグラビアの世界だったり、グラビアだけではない芸能の世界を少しでもわかりやすく描いたつもりです。カメラマンとグラビアアイドルが“どうにかなる”という話は完全に杏南の妄想ですけど(笑)。グラビアの女の子ってこういう気持ちなんだとか、普段こんなことをしているんだとか、読んで、感じて欲しいです。
ファンならずとも、男性にとっては垂涎ものの出来ばえ。しかし彼女は、「女性にも読んでほしい」と強調する。
今野:一般的なドロドロとした官能小説ではなく、多くは日常的な女のコの甘くて切ない恋のお話です。なので、男性の方はもちろんですが、同性である女性の方にも少女漫画を読む様な気持ちで、気軽に手に取って頂き、共感してもらえたら嬉しいです。官能小説というジャンルに興味はあってもなかなか手を付けられずにいる女性にとっての入門書的な役割も担えたらいいなあと思ってます。
この『撮られたい』を読んだうえでグラビアを鑑賞すると、そこにはまた新たなる“快感”が待っている。グラビアファン必携の一冊となりそうだ。
【今野杏南】
こんのあんな ’89年、神奈川県生まれ。T156 B86 W59 H83。最新DVD『あんなお姉ちゃん』(竹書房)が3月22日リリース。最新情報は公式ブログ「あんなっぷる」でチェック!
<取材・文/日刊SPA!取材班>
清純派のルックスとは裏腹にFカップの豊乳、超絶エロい唇で人気沸騰中のグラドル・今野杏南が来月、小説家デビューするという。タイトルは
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