これ何に使うの? 謎の文具に興奮!「第25回 国際 文具・紙製品展」
7月9日~11日まで東京ビッグサイトで開催される「第25回【国際】文具・紙製品展 ISOT2014」。会場には、一目見て「これ何に使うの?」という個性的な文具・紙製品が多数展示されている。デスクワークの効率アップだけでなく、持っていたらつい自慢したくなるような謎の最新文具を紹介する。
シンプルで洗練された展示を行っていたのは「TAKI PRODUCTS」。ちなみにこれらの文房具、どういった用途の物なのかパッと見で分かるだろうか?
(A)透明なビニール袋に入ったフランスパンのようなもの
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(B)スリットの入った紙の短冊
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(C)スカートが開いた紙
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(D)ボンテージ?
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なんでもこの会社、文具メーカーではなく、広告デザイン会社の株式会社たき工房が本業とは別に立ち上げたプロジェクトだという。普段は広告を制作しているグラフィックデザイナーが、紙を使ったプロダクトを企画・制作しており、自社のアイデア力、デザイン力を存分に発信していく目的ではじまったそうだ。
(A)は、フランスパンを輪切りにした紙製のコースターで、牛乳瓶の蓋と同じ素材で水濡れにも強くできているそうだ。(B)は、書籍のどの行まで読んだかひと目で分かる栞だった。他にも(C)スカート型の伝言メモや(D)のボンテージ衣装の写真にゴムバンドが付いたノートなど実用的な文具から、和み系文具などさまざまな製品が展示されていた。
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会場を見渡すと、展示品の多くは、従来からある文具の見た目を変更したもの、新しい使い方を提案するものだった。また、かわいい動物で装飾することで、オフィスや自宅を和ませてくれるような文具も人気を集めていた。
少数ではあるが、身の回りにないような新しい発想の文具が、発売前に参考展示されていることも。同イベントは商談会であり、来場者は「うちの会社だとちょっと派手すぎる」「うちの店舗の雰囲気にこの商品は合わないかも」など、それぞれの立場で積極的に意見交換をしていた。一方、立場を忘れ「子どもに使わせるとなるとすぐ汚して手入れが面倒くさいかも」「これかわいい!」と、文具に夢中になっている姿も多数見うけられた。
デジタル機器がいくら高性能になり、さまざまなデバイスが登場しようと、アナログな文具も進化し続けているようだった。
<取材・文・撮影/林健太>
- (A)「Bread Coaster」フランスパン型のコースター
- (B)「どこまで読んだか、覚えてくれるしおり」
- (C)「ひめのメモ」スカートを組み立て内側にメモを残す
- (D)「Bondage Note」ペンや文具をバンドで挟めるノート
- (D)人形?
- (E)マッサージグッズ?
- (F)分銅?
- (D)東洋ケース「マグネットフック」の新商品(未発売)
- (E)MOGU「ペングリップケース」フォークなどにも使える
- (F)セトクラフト「メガネスタンドミニ」
- (G)マッサージグッズ?
- (H)指輪?
- (I)ステッカー?
- (G)EAGLE「STAPLER」曲線デザインのシンプルな文具
- (H)プリヴェAG「プリモモくれよん」消しゴムも登場
- (I)GHソリューション「One Tok スマートフォンスタンド」
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