更新日:2015年02月23日 16:14
デジタル

スマホ水没も『補償サービス』なく…格安SIM導入失敗談

広く注目を集める「格安SIM」(MVNO)だが、実は使いづらい面も多々ある。安さにつられて安易に手を出すと後悔することも…… ◆格安SIM導入失敗談 格安SIM導入失敗談 安さに惹かれてMVNOに乗り換えたものの、思わぬところで「銭を失った」と語る人も。 「LGの『G2 mini』(約3万5000円)で格安SIMデビューしたのですが、なんと購入してから1か月もたたないうちに端末を水没させてしまいました。キャリアの『補償サービス』のありがたみを、使えなくなってから知りましたよ……。5000円払えば新しい端末に交換してもらえるんですからね」(36歳・会社員)  また、MVNOにするとキャリアメールは使えなくなる。「gmailがあるからキャリアメールなんてなくても問題ない!」とうそぶいていた弊誌ライターMは、乗り換えてから「地味に面倒」だということに気づいたという。 「地元の友人たちとはキャリアメールでやりとりすることが大半だったのですが、gmailから送るとエラーで戻ってきてしまった。PCからのメールを弾く設定にしてるコが多いんですよね」  スマホの必須アプリである「LINE」も、MVNOだと年齢認証がされないため、使うことができない……という事例が報告されている。ネットで検索すれば対処法も見つかるが、ここでつまづいてしまう初心者もいるはずだ。  いずれも致命的な欠点ではないが、これらを引き受けるほど「安さ」に魅力があるかどうか、一考する余地があるだろう。 取材・文/SPA!編集部 ― 「格安SIM」に手を出す前に知っておきたい事実【4】 ―
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