更新日:2016年04月28日 19:48

F1開幕戦ホンダのエンジンは意地でも壊れない!?

ついにF1開幕! 大苦戦だった開幕前テストから、日英同盟の底力で不死鳥のように羽ばたく!
マクラーレン・ホンダ

F1世界選手権 - Honda公式サイトより

◆マクラーレン・ホンダは、まともに走れば意外と速い!?【後編】  全3回計12日間にわたる開幕前テストを日本メディアで唯一(!)皆勤現地取材した米家峰起氏に、マクホンの現状を聞いてみた。 ⇒【前編】「F1復活のホンダにネガティブ報道が多いのはなぜか?」はコチラ ――今シーズンの勢力図予想は? 米家:メルセデスが頭ひとつ抜きん出てますが、トップグループは、メルセデス、ウイリアムズ、フェラーリ、レッドブルの4チーム。少なくともマクホンはその後ろにはいる。シーズンが進んでいくなかで伸び代は大きいはずですから、鈴鹿(日本GP)までには表彰台を争う存在になっていると思います。 ――今は信頼性確保が課題ですね。 米家:そもそもテストに持ち込まれたパワーユニットは性能側に攻めたもの。エンジンは年間4基までしか使えないし、1戦目で壊すようなことはしないと新井(康久ホンダF1総責任者)さんは言っているので、開幕戦には多少信頼性にふった、意地でも壊れないものを用意してくるでしょうね。  今が底ならあとは浮上するだけ!マクラーレンは過去7年のオーストラリアGPで優勝3回(うちバトン2勝)、2位2回、3位2回。昨年はバトン+マグヌッセンのコンビで2-3フィニッシュした大の得意コース。ホンダ現社長と新社長も激励にやってくる。マシンさえ壊れなければ、ひょっとしたら大化けする!
マクラーレン・ホンダ

新井康久ホンダF1総責任者

●開幕前テストではメタメタ、メーンスポンサーもいまだ決まらず。とても心配なので、新井康久ホンダF1プロジェクト総責任者にメールで聞いてみた! <Q1>ホンダF1のレーシング魂はボーボー燃えてますか? 燃えているどころか爆発しています。 <Q2>ホンダF1のレーシングテクノロジーはF1最先端ですか? 世界最先端の技術が盛り込まれています。 <Q3>今年、勝てますか? まず、開幕戦オーストラリアGPでよいグリッドからスタートできるように、ベストを尽くします。応援よろしくお願いします。
F1

日本GPは初の9月開催! 9月27日(日)決勝!

※F1日本GPのチケットは、鈴鹿サーキットチケットサイト、ローソンチケットほかで3月7日より発売中! 取材・文/コンコルド足立 写真/Honda McLaren Getty Images for Honda Motor Co.
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