コロナ禍で24歳の女性と職場不倫した、最低男の言い分
新型コロナウイルスの流行からすでに1年。SPA!では昨年6月、コロナ禍で密事に励む男女を取材。欲望のままに動く不倫カップルの実態を追った。あれから8か月、コロナ禍で新たに始まった不倫カップルの情報をキャッチ。人生初の不倫に踏み出してしまった男性に話を聞いた。
関東圏の地方公務員である井出寛也さん(仮名・30歳)は昨年春からコロナ関連の業務が激増。その結果、ほぼ毎日のように後輩の女性職員(24歳)と共に残業時間を過ごすことに。
「もともと、彼女に対して恋愛感情はなくて。だからこそ、軽口も叩ける仲というか。それが一緒に残業する時間が増えて、向こうからのボディタッチも激しくなってきた。それで僕もだんだんと意識するようになってしまったんです。それで夏頃に、冗談半分で『家に寄らせてよ』と言ったらすんなりOKをもらえて。そのまま不倫関係になりましたね」
井出さんは人生初の不倫に踏み出してしまった理由をこう語る。
「春頃は多忙で夫婦関係も悪化していました。それに、世間から『公務員はコロナ不況でも給与が減らなくていいよね』という嫌みな声が届く。でも実際は激務です。心身ともに疲弊していて、魔が差したんですよ。冷静に考えると顔も性格も後輩はタイプではないんです……。本音を言ってしまえば後悔しています」
秋頃からすでに彼女に対する井出さんの気持ちは冷め切っているという。
「夏以降、相手がどんどん本気になってきて、重くて仕方がない。実は彼女は僕と関係を持つまで処女だったんですよ。デートのたびに『こうなったからには責任取ってくれるよね?』と冗談めかしつつ迫ってくるし、職場にお弁当を持ってきては『あなたの奥さんはこんなことしないでしょ?』と言ってくる。
もう全然楽しくないですよ。仕事があるからむげにもできません。今の唯一の希望は4月の人事異動です。できるだけ遠くへ飛ばしてもらうことを心から願っています」
とはいえ、もう不倫はこりごりというわけでもないらしい。
「やろうと思えば、不倫って案外できちゃうというのがわかってしまったんですよ。最初は楽しかった部分もありますし、今度は相手選びを慎重にして、自分の立場に理解のある女性を狙いたいですね。
まあ、でも一旦は平穏な生活に戻りたいですよ。仕事にも響くし。正直、今はコロナより不倫相手の彼女のほうが怖いですね」
タクシーを使っても電車の時刻表に合わせて帰宅、LINEは使わずフリーアドレスで連絡など、対策には自信があるようだが……コロナ禍でまた一人、最低な男が誕生してしまった。
<取材・文/週刊SPA!編集部>
※週刊SPA!2/16発売号の特集「[継続中]あの[コロナ不倫]追跡ルポ」より
不倫は蜜の味のはずが……後悔するも反省の色はなし
「相手がどんどん本気になってきて…」最低男の言い分
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