更新日:2023年07月07日 13:55
恋愛・結婚

20代女性社員との不倫を密告され…「降格・異動・離婚」の地獄を見るハメに

不倫に走った男女の出会いの場として圧倒的に多いのが職場。社則で社内不倫の禁止を明記しているわけではないが、「社内の秩序や風紀の順守」といった内容はどの会社でも定められているはずだ。 実際のところ、不倫した社員に対する処分は会社によって異なるが、当事者が直属の上司・部下の場合は異動になるケースが多い。上司は閑職や地方に左遷なんて話もよく聞くが、某メーカーに勤める中村忠和さん(仮名・48歳)も7年前に部下だった当時20代だった女性社員との社内不倫がバレた苦い過去を持つ。しかも、社員からの密告がきっかけだったという。
不倫

画像はイメージです

いつものように出社したら総務に呼び出され…

「彼女がすごく積極的な子でした。私が既婚者だと知っているのにグイグイ来られて、こっちもその気になってしまったんです。社内では必要以上に接触しないように気をつけ、外で会う際も会社から数駅離れた場所にするなど気をつけていたつもりですが、一緒にいる姿を見られたのかもしれません。密告したのが誰なのかは今もわかりませんが、一部の社員たちの間では自分たちの関係が噂になっていたようです」 ある週の水曜日、いつものように出社すると、内線で総務部から呼び出された中村さん。指定された会議室に入ると総務部の社員3人が面接官のように並んで座っており、「部下の女性社員と不適切な関係にあるとの情報提供がありました。これは本当ですか?」とズバリ聞いてきたそうだ。 「否定しようとも考えましたが、おそらく会社側はこの時点で不倫の証拠を掴んでいるだろうし、もしウソをついたら立場がさらに悪くなると思いました。昔から諦めが早い性格だったことも関係しているかもしれませんが、その場で『大変申し訳ありません。すべて事実です』と不倫を認めました」

自宅待機から降格、異動へ

ちなみに相手の女性社員も認めたらしく、2人はそのまま自宅待機。翌週、会社からは下された処分は課長から主任への降格。さらに別部署への異動だった。 「そこは適応障害などによる休職経験のある社員などワケありの人間が多い部署。仕事量も少なく、ヒマを持て余している人が多かったです。ただ、私の場合はこの部署への配属は一時的な措置でした。彼女も同じように別の部署への異動を命じられましたが、周りの目を気にしたのかすぐに辞めてしまいました。不倫発覚後はお互い関係を解消して連絡を取り合っていなかったため、これも人伝に聞いた話ですけど」
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養育費を支払うため、会社にしがみつくことに
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ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

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