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日本初の水車式ストーブと、赤煉瓦仕様サウナで非日常を味わう!【ミスSPA!2023 心愛/ベストサウナvol.26】

週刊SPA!主催の新人発掘オーディションを勝ち抜いた「ミスSPA!2023」たちによる、連載「ベストサウナ」。第26回は、『HARE-TABI SAUNA & INN』(ハレタビ サウナ&イン)をレポートする。

中華街で味わう“横浜らしさ”溢れるサウナ

ベストサウナ●今回のサウナー・ミスSPA!2023 心愛ちゃん コアラ星生まれ。T160 B86 W61 H89。釣り番組やラジオでマルチな才能を発揮中。公式X(@coanotubuyaki

日本初の水車式ストーブと、赤煉瓦仕様サウナで非日常を味わう!

ベストサウナ

高湿度のサウナ室は瞬間からしっかりと汗がかける熱さ

日本一のチャイナタウン・横浜中華街のド真ん中に佇む、煉瓦調のおしゃれな建物。ここは、先日オープン1周年を迎えたサウナ「ハレタビサウナ&イン」だ。エスニック衣料や雑貨を展開する「チャイハネ」などを運営するアミナコレクションが、モノ(物販)ではなくコト(体験)で、新たな価値を提案したいと立ち上げた施設で、内装にも横浜のモチーフをふんだんに取り入れている。
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漢方水風呂は14.5℃。バイブラと頭上のファンの効果で水温以上の冷たさ

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全椅子フットレスト付きがうれしい

サウナエリアは工業都市らしい、インダストリアルな雰囲気。男性サウナには、蒸気機関をイメージして、ドイツEOS社の水車式サウナストーブを日本初導入した。フィンランド式サウナなので、80~85℃のマイルドな温度帯だが、30分おきに約2Lの水が注がれるオートロウリュが強烈で、しっかりとした湿度がある。「かるまる池袋」を手がけたサウナ王・太田広氏が監修に参加しており、座面の奥行きや背もたれの角度、蒸気の回り込みまで全てが計算された、かなり居心地のよい空間だ。ちなみに、女性サウナ室は汽船の煙突をイメージして、ハルビア製のストーブを2基設置。中華街の老舗中国茶店とコラボした中国茶セルフロウリュを楽しむことができる。どちらのサウナ室も遜色のないクオリティで、併設の宿泊施設の利用者のみ利用できる朝サウナは、男女入れ替えになるので、ぜひどちらも体験してもらいたい。
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サウナ前/中/後でドリンクを提案。写真はサプライドリンクの横浜開港オロポ(605円)

中華街の老舗の漢方薬局の協力による漢方水風呂も珍しい。季節に合わせて10~15種類の漢方を配合し、体の表面を冷ましながら芯を温められるという新感覚の水風呂だ。休憩ゾーンは椅子も豊富で、4種のファンで自然の風のゆらぎを再現。座る場所ごとにさまざまな体感が味わえ、内気浴ながら外気浴以上のととのいを追求する姿勢が素晴らしかった。
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30分に1度、水車が逆回転して強烈なオートロウリュが発生

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中華街はサ飯街!「鳳林」の限定メニュー「麻婆豆腐×カツカレー サウナセット」(1370円)

そして、最後はやはり中華街へ繰り出したい。こちらも近隣の飲食店と提携し、サ飯として利用者限定の裏メニューやお得なプランを提案してくれている。せっかく中華街に行っても、どの店で食べたらいいか悩むことは多いが、そこまでしっかりアテンドする至れり尽くせりぶりに、感動させられた。「ハレタビサウナ&イン」は、その名前の通りに、非日常(ハレ)の旅と横浜の魅力をつなぐハブとして完全に機能した、見事な観光型サウナといえるだろう。 ベストサウナ ベストサウナ
<取材・文/森野広明 撮影/三橋直人>
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