ヤクザが紳助引退を語る「関西では昔から有名な話やで」
マスコミ各社が紳助問題の真相の解明に躍起になるなか、「引退の原因は土地問題。オレらの業界じゃぁ、誰もが知っている事実だから話してもええよ」と、あからさまに語る、元暴力団組織の幹部・A氏の証言を得た。
A氏は紳助と橋本会長との関係について「土地の売買を巡って、“ビジネス上の付き合い”があったのに、それをひた隠しにしている」と指摘する。
A氏によると、紳助は1年ほど前に購入した、大阪と沖縄の競売で深刻なトラブル抱えており、その処理を橋本会長周辺に頼んでいたという。
「紳助は競売物件のなかでも素人が到底手を出せないようなビルや土地に執着していた。(競売で)ビル取得が難しい理由は、占有されているテナントを立ち退かせるのに、カネをいくら積むかという交渉があるからだ。また土地に関しても、部分占有されていたり、部分売買されている場合があり、権利が複雑だ。しかも『土地を買収している』という噂を聞きつけると、地元ヤクザが先に買い付け、占有することも多い。そういうあまりにも煩雑な“もろもろの整理”を橋本会長らに頼んでいた。言うなれば『ビジネス上の付き合いがあった』ということ。オレらの業界ではずっと、紳助はフロント企業(=企業舎弟)という認識だよ」
週刊SPA!9/6発売号では、この騒動のもう一方の当事者、ヤクザ業界の人々に“真相”を聞いた。
取材・文/高木瑞穂
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