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“ナンバーワン”がいっぱい!? デジタル業界の際どい「煽り文句」

著名人のキャッチコピーや街の看板、テレビCM、ネット広告に躍る魅力的な言葉たち。つい心奪われそうになったり、「何を基準に?」と疑問に思ったことはないだろうか。一体そこにはどんな根拠&狙いがあるのか、その真相を探る! ◆ユーザー獲得を狙い、過剰すぎる煽りを乱発!<IT・Web系> デジタル業界 IT関連の商品は、ネットの普及に伴って急速に需要が拡大している。それゆえ、宣伝の煽り文句も際どいものが多いようだ。 「『高速データ通信使い放題』は、まったく嘘の部類に入るものです。最近はそれを謳うと怒られるので言い方は工夫してますが、1か月で7GB制限があるので全然使い放題じゃないですよね。あと、『最薄・最軽量』とかナンバーワンを謳う煽りがありますが、光学ドライブ付き12型液晶搭載ノートのなかで、とか細かい但し書きがついていることが多いです」(ITジャーナリスト・柳谷智宣氏)  Webソフト関連でも、過激な煽りが横行する現状は深刻だ。 「『満足度95%』とか『導入しないと損! ナンバーワンアプリ』みたいな煽りが横行するのは、文言をチェックする部署のある企業がそれほど多くないからかもしれません。コンプライアンスが低いからやりたい放題ですよね。ユーザーはクチコミ評価や信用できる人のレビューを参考に、しっかりとした製品を選んでほしいです」(編集者・中川淳一郎氏)  根拠のない煽りに惑わされることなく、自分の基準を持って製品を見極める必要がありそうだ。 ― あの[煽り文句]の真実を明かします ―
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