Web業界に転職してきた“使いづらい紙の編集者”の特徴

 出版物の売上の減少、それにともない相次ぐ出版社や取次会社の倒産…とにもかくにも明るいニュースがない出版業界。市場全体が縮小しているため、必然的に編集者たちの働き方は多様化してきており、別業界に転職する者、副業する者など様々だが、その中で比較的多いのがWebメディア編集者としてIT業界に転職するというキャリアの道。

比較的IT業界への転職が多い 今やおびただしい数のオウンドメディアが存在しているが、そのクオリティも千差万別。安定したコンテンツを供給するうえでは、紙媒体で編集経験を持つ者が入るというのは何より心強い。だが中には、これまで紙でやってきたというプライドを全面に押し出したまま入ってくる“使いづらい”人材がいることも事実。今回はそんな紙の呪縛から逃れられない人たちの特徴を、IT企業に勤める会社員に聞いた。

「紙の編集にいた時は…」が口癖


「やはりWebメディアになると、PCの使い方はもちろん記事出しの進め方も変わってくるんですが、その流れについて教えていると、知らないことを恥と思うのか『紙の編集してた時はこういう進め方だったんだよね』と最後に言ってくる。あとは『取次会社っていうのがあるんだけど、紙以外の人は知らないか~』とも。こっちはそんなの知らないし、言ったところでダサいだけ。リアルに地獄のミサワっているんだなって思いました」(27歳・女性)

会社の定時を定時と思っていない


「ウチは10時~19時勤務なんですが、出版社にいた時の時間軸があるみたいで、定時で帰るのを見たことがないんです。確かに出版業界は24時過ぎまで働くのがザラというイメージだけど、業界も変わっているんだからそのままの働き方で来ないで欲しい。そのせいで次の日遅刻して午後出勤なんてこともあるし、明らかにウソの直行で昼出社も珍しくない。チームでは浮いた存在になってますね」(37歳・女性)

何かと神保町トークに繋げてくる


何かと神保町トークに繋げてくる「その人は以前出版社天国とも言える神保町の勤務だったんですが、ことあるごとに神保町の話につなげてくるのは困りますね。例えば『渋谷で美味しい洋食屋を探してるんです』と話したら『あ~渋谷は知らないけど神保町にいい店があるんだよね~』といった具合に。いや、俺が探しているのは渋谷だし。一度、御茶ノ水のお店の話をしていた時に『その近くに○○って店あるよね~神保町なんだけど』と割り込んできたのには閉口しました」(32歳・男性)

 と、ここまではまだ笑えるエピソードが多いが、なかには仕事に支障をきたすトンデモ編集者も存在する。

クオリティにこだわりすぎて肝心の納期を守らない


「広告記事のライターをしているんですが、ディレクターとして元紙媒体の編集者が入ってきたんです。その人は『神は細部に宿る』をモットーに、文章の表現、写真の色・デザインなど細かい修正を何度もしてきて、それを繰り返していたら結局締め切りが間に合わなかったことがありました。案の定クライアントには怒られるし、本当勘弁してくれよって感じです。状況に応じて微修正ができるWebの利点を全く生かしてないですよね」(28歳・男性)

 編集者が紙媒体だけにこだわる時代の終焉は近づいている。だからこそ、過去の実績にとらわれず学ぶ姿勢を忘れることがないよう肝に命じてほしい…そんなWebメディア編集者からの声が聞こえてきそうだ。 <取材・文/日刊SPA!編集部>

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