北米発・FX手法がさらに進化!
先日、編集部に一通のメールが届いた。
「NYボクサーのKAZUです。NYボックスの“GAP”トレードを開発しました! おかげでFX、絶好調です!」
いろいろと説明が必要だろう。NYボクサーとは、アメリカのカリスマFXコーチであるロブ・ブッカーが開発したFX手法「NYボックス」でトレードを行うトレーダーのこと。
KAZU氏はNTTの株式公開をきっかけに投資の世界へ入り、日経225先物を中心に取引しつつ、FXもてがける。20年以上の相場経験から「NYボックス」を大胆にアレンジし、その独自の手法には、ロブ・ブッカー氏からも「興味深い」との評価をもらった、辣腕トレーダーであり、敏腕“ボクサー”だ。
【NYボックスとは?】
では、KAZU氏が新たに、発見した「NYボックス“GAP”トレード」ってなんだ?
「FXは眠らない市場ですから、ローソク足の間隔が空く窓=GAPは、月曜の朝にたまに出る程度。でも、窓が出たときは、ほぼ確実に埋まるんですよね。そこで、NYボックスをひとつのローソク足に見立て、前日のボックスと当日のボックスに窓が出ていたら、その窓もかなりの高確率で埋まるんじゃないかなって思ったんです。試してみたら……本当にその通りだったんです」(KAZU氏)
【NYボックス“GAP”トレードとは?】
【KAZU氏のギャップトレード】
NYボックスのトレード時間がきたら、
1)前日と当日のボックスの間に窓がないかを確認する
2)窓が生じていたら、それを埋める方向へローソク足が動き出したらセットアップ。
3)利益確定は窓を埋める範囲で。損切りは直近の高値、あるいは安値
さらに、KAZU氏は、「ADXのクロスを待つ」という条件も加えて、勝率を上げている。
(下方向へのGAP埋めならば、-DIが+DIを上回るクロスを、上方向へのGAP埋めならば、+DIが-DIを上回るクロスを待つという感じ)
ガチガチの円高局面の今。ポジションを取りあぐねているトレーダーも多いだろう。しかし、為替相場が留まっているわけではない。コツコツと、ときに大胆に利益を積み重ねていくことが、FX勝者の常道なのである。
(取材・文/鈴木靖子 Special Thanks♪ Yasushi Takagi)

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1)15分足チャートを開き、日本時間の午後1時と午後9時にタテ線を引く。その間の高値と安値にヨコ線を引く

2)ローソク足の終値が箱を抜けてクローズしたら、その方向へエントリー3)利益確定はエントリーしたレートから20 pips。損切りは反対側に30pips
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