Android 4.03搭載!究極の超精巧パチモンiPhone 4Sが中国で発売
iPhoneの発売以降、中国では多くの偽物、パチモンが製造されてきた。中には本家より先にiPhone 5や iPhone 6まで勝手に開発して発売する始末。そして、このほど「究極版」と名付けられた超高性能なiPhone 4Sのスーパーパチモンが登場したという。「所詮、パチモンでしょ」と思うなかれ、その中身が想像以上にスゴいと中国で話題になっているのだ。いったい、何がスゴいというのか?
【比較】画像はコチラ⇒https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=250703
「終級版(Ultimate edition/究極版)」と名付けられたこのパチモンiPhone 4Sは外見から中身まで、本物と見分けがつかないくらい精巧にコピーされたものだという。本体は本物同様、ガラスコーティングされ、液晶も960x640とRetina displayと同じ解像度。チップはMTK6575 1.0GHz、 RAMは512MBで、内蔵ストレージは16GB。カメラも800万画素で、3G対応・Wifiやbluetoothももちろん装備しているというから本物と同等のスペックなのだ。MicroSDカードスロットまである。
肝心のiOSについては、さすがに本物を搭載していないが、UIの再現性もそっくりで、なんとSiriもどきまで搭載している。また「App Store」をクリックすると専用のソフトダウンロードサイトに繋がり、アプリやゲームがダウンロードできるようだ(海賊版ゲームやMP3なども含め)。
もっとも驚くべきは、実はこのパチモンiPhone 4Sに搭載されているOSは、Android 4.03だということ! カスタムROM「MIUI」などのインストールも可能で、見た目も自在に変えられることができる。
本機を販売しているサイトには購入者から「とにかく処理速度が早い!」「iPhoneに負けない高級感がある」など絶賛する声で溢れている。ちなみに価格は1万3000~2万円前後。日本での取り扱いは今のところ不明だが、もしかすると秋葉原に上陸する日が来るのかもしれない。
【取材・文/ドラゴンガジェット編集部】
ガジェット好きのライターや編集者、中国在住のジャーナリストが中心メンバーとなり、2012年1月から活動を開始。東京と深セン、広州、ニューヨークを拠点に、最新の話題をお届けする。
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