更新日:2017年11月27日 23:24
カーライフ

究極の自動車趣味 F1マシンを買ってみたらこうなった

 マンガやアニメの世界ならともかく、現実にはほかのクルマと一緒に公道を走らせられないF1マシン。そんなものを買っていったいどーするのか?っていうか、F1マシンっていくらで買えるの?趣味が高じて、F1マシンを手に入れてしまった人々に、F1マシンを買うことの意味を問うてみました! F1MJブロンディ=文 Text by Shmizu Souichi 池之平昌信=撮影 Photographs by Ikenohira Masanobu ◆究極の自動車趣味F1マシンを買ってみたらこうなった!  アベノミクスのお蔭で、日本全体がアゲアゲ気分になりつつあるのは、心の底からお目出度いことである。ついこの間まで「何をやっても日本はもうダメ」、「増税が唯一の救いの道」みたいなことをほざいていた日本破滅論者たちもパッタリ静かになった。安倍総理の仰るように、政治は結果がすべてなのだ!  そこで今回は、諸君に真のアゲアゲな世界を見せよう。それは、究極の自動車趣味「F1マシンを買うということ」だ!  中古フェラーリ販売店『コーナーストーンズ』代表の榎本修氏は、昨年夏、ドイツのオーナーからF1マシンを購入した。かつて中嶋悟選手が乗った「ティレル019」だ。 榎本氏「フェラーリに乗りたくてトヨタを辞め、中古フェラーリ屋に転職して、28歳でフェラーリを、40歳を過ぎてカウンタックを買うことができまして、夢はほとんど実現したんですが、唯一残っていた夢がF1マシンだったんです」  本心では、F1マシンよりも、学生時代に憧れた“中嶋悟”そのものが欲しかったのだが、「それはムリなのでF1マシンを買いました」。  F1マシンなんか買ってどーするの? 飾っておくの? と思うかもしれないが、サーキットに持ち込めば走らせることができる。費用は1回数十万円ほど。年に数回で十分なので、それほど莫大な出費ではない。そしてそのヨロコビは、まさに天上界級だという。 ⇒【後編】「F1マシンは、思ったより安上がり」F1オーナーの弁 https://nikkan-spa.jp/415224 ⇒【写真】時空を超えてウィリアムズホンダとバトルをした中嶋ティレル https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=415263
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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