猟奇的な彼女は好きですか?「フェチフェス2.5」フォトレポート
⇒【拡大画像】フェチフェスガール
https://nikkan-spa.jp/543105/fetifes2.5_02
また、フェチフェスガールだけでなく、一般来場者にも女性が多く、テーマへの関心の高さがうかがえた。イベント主催者によると、「イベントの回数を重ねるたびに女性の来場者数は増えています。今回は『猟奇』というピンポイントのテーマがあったこともあり、本当に好きな人が多く来てくれたのだと思います」とのこと。
会場内は基本的に、赤・黒・白の世界。特に真っ赤に染まっていたのが、小説「ドグラ・マグラ」をイメージしたというブースで、壁には旭日旗が掲げられ、作品のなかでも鮮やかな赤一色が映えていた。
ほかにも、緊縛写真を撮影してくれるブース、世界で一つの牙をその場でつくってくれる「ファングショップ」の出張ブース、写真家と特殊モデルによるフェティッシュな写真の展示・販売をしているブースなど、個性豊かなブースが揃っていた。
見た目的にはビックリしてしまう内容の展示もあったが、出展側も来場者も、展示されている内容とは真逆で生き生きとした表情をしていたことが印象的であった。今後も、フェチオールジャンルの回とテーマ限定の回をどちらもやっていく予定だという。次回「フェチフェス03」は1月26日開催。アングラの世界に少しでも興味があるという方は、11月に発売されたばかりのフォトガイドブック「アンダーグラウンド イベント 東京」などを参考に、一歩踏み込んでみてはいかがだろうか。
<取材・文・撮影/林健太>
日本が世界に誇る「フェチ」をテーマに、幅広いジャンルのクリエイターの発表の場として注目されているイベント「フェチフェス」。11月22日に開催された「フェチフェス2.5」では、「猟奇」にテーマを限定し、エログロ・死・傷・ホラー・ゾンビに関する展示・即売が行われた。会場に入ると、血糊べっとりの包帯を巻いてぐったりした表情の美女や、内蔵が飛び出た色鮮やかなイラストなどが目に飛び込んできた。
目立っていたのは、イベントの広報的な働きや会場を盛り上げる「フェチフェスガール」たち。彼女たちは、コスプレイヤーやフェティッシュモデルとして活動しており、イベントのテーマである「フェチ」について関心が高い。今回のテーマである「猟奇」についても、彼女たちから提案があったという。
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