マイルドヤンキー化が進む「郊外の不倫事情」
27歳で結婚した後、気のゆるみから1年で体重が10kgも増えてしまったと嘆くのは千葉県の松戸市に住む実夏さん。あまりの豹変ぶりに夫の態度はみるみる冷たくなり、夜の相手もしてもらえなくなった。
そんなときに、実夏さんの地元(柏市)で行われた同窓会で元カレと再会。後日、デートをすることになり、その後、定期的にデートを重ねるようになった。
デートコースはラウンドワンでカラオケ&ボウリングをしたり、スポッチャや映画館のあるイオンモールで遊んでから国道沿いのラブホテルに行くのが定番だという。
「元カレだから感じるツボもわかってくれてるし、久しぶりにセックスしたら前よりパワーアップしていて……。性欲をもてあましていたのもあるけど、完全にハマってしまいました」
カレがボウリングのムーンライトストライクゲームで、賞品(フォトフレーム)をゲットしたときは、「やっぱり決めるときは決める男だな!」と惚れ直したという。
「カレは自営業で羽振りがいいから、全部オゴってくれるのもうれしい。金額は大したことなくても、お姫様扱いされている感覚が久しぶりで(笑)。こないだもゲームセンターでうまい棒とかパイの実のビッグサイズのお菓子を大量にとってくれたんですよ! 全部食べたらまた太りましたけど……」
それにしても、そんなに堂々とデートを重ねていて、周囲にバレないのか心配になるが、「いま住んでいる松戸と、カレと会う地元の柏は離れているし、そもそも中高で同じクラスだった人とかじゃなければ、付き合いもほとんどないしバレることはない」のだとか。
柏と松戸ってそんなに離れていないのでは?という気もするが、同級生や元カレとすぐに再会できて頻繁に会える「ジモト感」と、「仲間以外はみな風景」の匿名性が絶妙なバランスで保たれているエリアだからこそ可能なオープン不倫と言えるかもしれない。
8/25発売の週刊SPA!では「郊外型[下流不倫]がエロい」という特集を組んでいる。郊外のマイルドヤンキー化が進むとも言われる昨今、不倫事情、SEX事情はどう変化しているのか、その実態に迫っている。おたくの家庭は大丈夫だろうか? 〈取材・文/週刊SPA!編集部 撮影/福本邦洋 モデル/若林美保〉
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