恋愛・結婚

俺の妻は大丈夫…なんて幻想。風俗で働くハードルが下がるワケ

 子育て世代はなにかと物入りだが、労働者の給料は伸びず、年金や健康保険料の負担は増すばかりのこのご時世。そろそろ私もパートに……と考えている主婦たちの中には、ふとしたきっかけで、軽々と“一線”を越えていく女性もいる。
人妻風俗

※写真はイメージです

援交、出会い系、パパ活……境界線が曖昧になる風俗業界

 風俗で働く女性の立場はどのように移り変わっていったのだろうか。自身も援助交際の経験があり、先日、愛人として体を売る女性を取材した『副業愛人』を上梓した、ライターの中山美里氏に聞いた。 「かつて、“女を売る”職業は、玄人と呼ばれ、愛人、ホステス、風俗嬢など、その道のプロとして玄人の世界に足を踏み入れたが最後、普通の幸せ……つまり、結婚して子供を産み、平凡ながらも楽しい我が家という昭和のモデルケースは手に入らないことと同義でありました」  この玄人と素人の間にあった高い壁が崩れ始めたのは、昭和の終わりとともに訪れたバブル期だと中山さんは推測する。 「この30年で、セックスワークは多種多様化、多年齢化し、今の自分にできることと必要なカネを照らし合わせて職業を選べるようになりました。女子高生の援助交際に始まり、出会い系、そして今はパパ活……と。玄人への道がOLや人妻、学生から地続きになったことで、行きつ戻りつできるようになりました」  素人と玄人の垣根がなくなったことで、セックスワークに足を踏み入れた女性たちから悲壮感を取り払ったということだろうか。

女性が風俗で働くハードルは低くなっている

「過去に風俗経験があっても、彼氏や夫は『奨学金返済のため』など納得できる理由なら受け入れるケースがほとんど。話さなければ、まずバレません。それに、男性経験の多さは恥ずかしいことではないという現代の価値観のもとでは、地位もカネもあるパパがいることは、むしろ女子同士では『羨ましい』に分類されますからね」  これまで中山氏が取材してきたケースでは、保育園の調理師をしていた50代の女性がリストラを機にデリヘル嬢デビューしたり、3人の子持ち若妻が「夜中にコンビニでバイトする」と嘘をついてソープで働いてたりするケースもあったという。 「女性は男性が考える以上にお金に対してシビアで、そしてしたたかです。男性が考えているよりも、女性が風俗で働くハードルは低くなっていることを世の男性は気づいたほうがいいでしょう」  俺の妻は大丈夫……そんなふうに思っているのは、男の驕りということなのだろうか。 【中山美里氏】 フリーライター。性風俗、女性問題などを中心に執筆。3児の母。愛人に走る女性をルポした『副業愛人』を徳間書店から上梓 ― 人妻風俗嬢に悲壮感なし ―
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