恋愛・結婚

夫に内緒で風俗嬢になる主婦たち…きっかけは何なのか

 子育て世代はなにかと物入りだが、労働者の給料は伸びず、年金や健康保険料の負担は増すばかりのこのご時世。そろそろ私もパートに……と考えている主婦たちの中には、ふとしたきっかけで、軽々と“一線”を越えていく女性もいる。夫に内緒で風俗で働く女性たち。彼女たちは何を思い一線を越えたのか。あけすけな声を聞いた。
人妻

※写真はイメージです

明らかに変化している風俗入りの動機

 着実に増加傾向にあるといわれる人妻風俗嬢。彼女たちを雇う側である風俗店には、現在の風俗嬢の求職事情はどのように映っているのだろうか。話を聞かせてもらったのは、在籍女性数120名以上を誇る人気デリヘル店「鶯谷デリヘル倶楽部」の求人担当・ミナトさん。年間100人以上の女性を面接している、女たちの本音を知る男である。風俗で働く女性といえば貧困など、金銭問題を抱えた女性が多いと思われるのだが、実際のところ志望動機はどんなものが多いのだろうか。 「お金目的の方はもちろん多いですが、性的な欲求不満を解消する目的での女性も多いです。そのほとんどが配偶者のいる人妻ですね。『夫はいるけど、誘っても相手にしてくれなくなった』、『自分自身が夫に性欲を感じなくなった』という話はよく聞きます。『出会い系で見つけた浮気相手とのビデオ通話で相互オナニーをしているうちに、もっとエッチなことがしたくなった』という女性もいました」  家庭に傷をつけたくないが、肉体の欲求は満たしたい。そんな人妻のニーズを、風俗市場は巧みに吸収しているようだ。

パパ活でダメ出しされ、その反動で風俗入り

 豊満なバストが目を引く谷山香苗さん(仮名・34歳)の入り口は、パパ活だった。男性と食事するだけでお小遣い……。そんな謳い文句に惹かれた彼女は、勇気を出してパパ活クラブと呼ばれる斡旋業者の面接を受けたという。 「ところが、私の年齢と体形じゃ難しいと言われたんです。確かに他の登録女性の写真を見ると、若くてキレイなコばかりでしたからね。でも、凹んでいる私がかわいそうと思ったのか、担当者が『お金になる仕事なら紹介できる』と、人妻風俗店を紹介してくれたんです。もちろん知らない男の人とエッチなことをするのに嫌悪感はありましたけど、ダメ出しされたことがショックで、じゃあ風俗なら私は受け入れてもらえるの?って」  明らかにパパ活クラブと人妻風俗店はグルなのだが、一度安易な稼ぎ方に傾いてしまった女は、もう軌道修正はできないようだ。 「働いてみると店員さんは優しいし、3人ついたお客さんはみんな『かわいいね』『きれいだね』って言ってくれるし、気分がいいんですよ。これでお金がもらえるなら最高って思っちゃいました」  そもそも谷山さんがパパ活を始めようと思ったきっかけは、私立中学に入学した息子の学費である。 「学費、寄付金だけでなく、部活や行事と予想外の出費が続いたんです。パートで工面するのは限界だし……。そんなとき、テレビで見たのがパパ活だったんです」  あまりにも短絡的ではあるが、谷山さんは水を得た魚のように風俗に出勤しているという。 <取材・文/週刊SPA!編集部 取材協力/鶯谷デリヘル倶楽部> ― 人妻風俗嬢に悲壮感なし ―
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