エンタメ

アンジュルム・福田花音がアイドル卒業「ハロプロの歴史を変えてきました」

 アンジュルムのツアーファイナル「アンジュルム ファーストコンサートツアー 2015秋『百花繚乱』」が11月29日の日本武道館にて開催され、11年間のハロプロ人生を歩んできた初期メンバー・福田花音がこの日をもって卒業した。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=994806
アンジュルム

スマイレージの時代から苦楽をともにしてきた和田彩花(写真左)と福田花音(写真右)

 11月14日の埼玉公演を皮切りに、4つの県を回ってきたアンジュルムのツアー最終公演は日本武道館でのコンサートに。オープニングは新曲の軽快なロックチューン『出すぎた杭は打たれない』で華々しく幕を開けた。  最初のMCでリーダーの和田彩花が「9人の個性の花が咲き乱れるこのステージを目に焼きつけて帰ってください!」と挨拶すると、福田も「ついにこの日がやってきてしまいました。ハロプロ、そしてアンジュルムの歴史に福田花音の名を残せるように最後まで頑張ります」と笑顔に。続いてのMCでは、アンジュルムの新メンバーとなった上國料萌衣がステージに登場し、ファンに挨拶。さらには新しくサブリーダーとして中西香菜、竹内朱莉の2人が選ばれ、気合い十分の竹内はリーダーの和田に対して「支えてみせます!」と力強く意気込んだ。  コンサート中盤になると、福田とメンバー8人によるメドレー形式のデュエットに。メンバーとのデュエットを心をこめて歌い上げると、ここで℃-uteの矢島舞美がサプライズ登場。矢島は「スマイレージが初の後輩ユニットで、かわいらしくて歌が上手な4人組の登場にとても刺激を受けました。花音の座右の銘である『人生に無駄はない』はその通りで、どんなに苦しい経験も花音を強くしてくれたと思うし、その経験があったから感謝も人一倍感じられるようになったんじゃないかな」と思いを告白。福田も涙を見せながら「℃-uteさんは楽屋に呼んで話を聞いてくれたり一緒にごはんを食べてくれたり、本当に優しい先輩で、こんなに優しい先輩じゃなかったらここまで続けてこれなかった」と感謝を口にした。  そして福田は自身が初めて作詞した『わたし』を歌唱し、他のメンバーは福田との思い出を乗せた『交差点』を披露。終盤では、スマイレージ時代のアッパーチューン『有頂天LOVE』や、改名後にブレイクのきっかけとなった『大器晩成』を歌唱しコンサート本編は幕を閉じた。 アンジュルム 花音コールに迎えられステージに登場した福田は、ピンクのドレスを身にまとい『私の心』を歌い上げ、天井から雪が舞い散る演出で幻想的な雰囲気に。続けて福田はメンバーとファンへ宛てた手紙で「ハロー!プロジェクトのアイドルになりたくてオーディションを受けた11年前は、こんなに素敵な景色が見られる日がくるとは夢にも思いませんでした。好き勝手やらせてもらって、ある意味、ハロプロの歴史を変えちゃってきたと思いますが、とにかくこの11年間の毎日が楽しくて仕方なかったということだけは胸を張って言えることができます」と感謝の言葉を綴った。  そして福田は、和田との思い出を振り返り「あやちょと私は本当に磁石のNとSで真逆なんだけど、なぜか一緒にいると落ち着いたり、しっくりきたりします。一緒に過ごした11年間、本当にいろんな苦楽をともにしてきたね。いつの日かアンジュルムが大ブレイクしたときに“作詞家 福田花音”としてヒット曲を書かせていただけたら幸せだなと思います。いや、絶対に叶えてみせます!」と将来の目標を宣言。はなむけにふさわしい『旅立ちの春が来た』で締めくくった。 アンジュルム 歌唱後に和田は「花音ちゃんがいるうちに、4年ぶりのホールツアーができて本当によかった。苦い思い出も全部いい思い出になって、また新しい9人で活動していきますけど、みんなで作ってきたこの空間を私がずっと守っていきます」と決意を新たにし、9人で歌うラストナンバー『スキちゃん』で盛り上がりは最高潮に。この日のコンサートで、福田花音は11年のアイドル人生に幕を下ろした。  作詞家・福田花音は、来年1月27日にリリースされるチャオ ベッラ チンクエッティのシングル『どうしよう、わたし』で作詞を担当することが明らかに。アイドルから作詞家としての一歩を踏み出した福田花音の飛躍を楽しみにしたい。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=994812 【アンジュルム ~福田花音卒業スペシャル~ セットリスト】 01. 出すぎた杭は打たれない 02. 七転び八起き 03. 新・日本のすすめ! 04. 地球は今日も愛を育む 05. ええか!? 06. ドンデンガエシ 07. 乙女の逆襲 08. 寒いね。 09. プリーズ ミニスカ ポストウーマン! 10. 夢見る 15歳 11. ふたりはNS(福田花音・和田彩花) 12. 黄色い自転車とサンドウィッチ(福田・佐々木莉佳子) 13. しっかりしてよ!もう(福田・相川茉穂) 14. 踊ろうよ(福田・室田瑞希) 15. すまいるブルース(福田・田村芽実) 16. 恋人は心の応援団(福田・勝田里奈) 17. ねぇ 先輩(福田・竹内朱莉) 18. ヤッタルチャン(福田・中西香菜) 19. わたし(福田花音) 20. 交差点 21. 私、ちょいとカワイイ裏番長 22. 新しい私になれ! 23. 同じ時給で働く友達の美人ママ 24. 有頂天LOVE 25. 臥薪嘗胆 26. 友よ 27. 大器晩成 ~アンコール~ 28. 私の心(福田花音) 29. 旅立ちの春が来た 30. スキちゃん <取材・文/北村篤裕 撮影/西田周平(24dakun)>
S/mileage/ANGERME SELECTION ALBUM「大器晩成」

福田花音11年の集大成

テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート