モー娘。鈴木香音の卒業を振り返ってアイドルの人生を考える
モーニング娘。’16のぽっちゃりキャラとして“ズッキ”の愛称で親しまれていた鈴木香音が卒業して1か月近く経ってしまった。改めて5月31日の武道館の卒業コンサートを振り返ってみたい。
この前日となる5月30日には、ハロー!プロジェクトのアンジュルムの田村芽実の卒業コンサートが同じ武道館で行われた。2日連続の卒コンだけあり、ハロプロの歴史においても印象に残る2日間となった。
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鈴木香音は、’11年に9期メンバーとして加入。現在のリーダー譜久村聖、サブリーダーの生田衣梨奈と同期である。人懐っこさが武器とつんく♂から言わしめ、当初のオーディション時では、同期2人からも「この子は合格する」「仲良くなっておこう」と思わせる存在だったそうだ。
よくも悪くも、彼女のメンバーからとびぬけた体型から、「モーニング娘。はあまり知らないけど、ズッキなら知ってる」という声もあるほど、目立っていたのは事実。海外では、驚くほどの人気の高さに鈴木本人も驚いていたそうだ。
今回の卒業コンサートでは、鈴木の人柄が大いに見られてほっこりさせられた人も多かったはず。たとえば、9期のみでのMCでは、他のメンバーが「トイレにはいかない」とアイドルらしい発言をすると、鈴木は、「普通に用を足しますよ?」と、腰を落とすポージングまで決めて笑いを誘った。
さらに、食いしん坊キャラも認め、ハロー!プロジェクトのリーダー矢島舞美が、卒業祝いに駆け付けた際、「(終わったら)どこ行きたい?」と問われ、「たくさん食べられるところがいい」と期待通りの答えを披露。
たしかに、ゴリゴリのフォーメーションダンスを売りにするモーニング娘。においては、彼女の見た目は異質かもしれない。遠巻きからみていても、はっきりと存在が確認できるほどだ。とはいえ、キャラ立ちが無意識に争われているアイドルグループにおいては、貴重なキャラクターだったはず。斜に構えることなく、自分を犠牲にして場を和ませていた。

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