成功者が「ポルシェは買うのに、マイホームは買わない」理由
お金を使ってお金を増やす「生き金」。使ったお金の価値が減ってしまう「死に金」。シリコンバレーのビジネスエリートたちと交流のある黒木陽斗氏によると、彼らが実践する「生き金」には5つのルールがあるという。
※ルール1、2は「都内なら移動はタクシー、でも飛行機はエコノミー。ビジネスで成功した人たちのお金の使い方」を参照
「3つめが『人脈を買う』こと。事業を成功させるために、人脈というのは非常に重要なファクターです。世の中には優秀な人材や技術が山のようにあります。しかし、その多くが埋もれてしまったり、知らぬ間に消えてしまったりしています。たとえば、ビルゲイツは別の会社が開発したDOSを買取り、ハードメーカーだったIBMにライセンスすることで成功しましたが、DOSはビルゲイツがIBMという人脈と繋がらなければ消えていたOSだったかもしれないのです。人脈を得てDOSという技術を売り込めたことで、ビルゲイツ率いるマイクロソフトはPCの世界的スタンダードになったのです」
ビジネスエリートはその重要さを知っているので、人脈をとても大切にすると黒木氏は話す。
「ビジネスエリートたちは、人脈を広げるための努力と金銭的投資を惜しみません。たとえば、キーマンがいる会合に参加したり、勉強会に入会したり。キーマンとつながることで、一見では参加できない世界の扉が開き、新しいビジネスチャンスを手にすることができるのです」
成功へのルートをショートカットするために、キーマンは欠かせない存在なのだ。
「とはいえ、自分の要望ばかりで、相手にメリットをもたらすことができない人間が人脈を開拓できるわけがありません。キーマンと付き合うためには、それにふさわしい実力と実績が必要です。こう言うと、人脈づくりのハードルが上がるようにも思われますが、要は勉強し、実力を磨けばいいのです」
相手のメリットとして、自分が差し出せるものは何か。スキル、お金、労働力……。ギブできるものなら何でもいいという。
「例えば、キャディ役を買って出るという方法もあります。いつもキーマンについて回り、何かとお手伝いをするのです」
ルールの4つ目が“希少性を買う”だ。
「今回私は『希少性』をRarity Valueと訳しました。つまり、ビジネスエリートたちがお金を使う『希少性』の中には「価値」が含まれているのです。レアで価値があるもの。それが『Rarity Value』です」
では、具体的に“価値があるレア・アイテム”はどんなものなのか?
「ビジネスエリートたちはなぜポルシェが好きなのでしょうか?単純にポルシェが高級車だから、というだけではないのです。量産車に比べてポルシェは生産台数が圧倒的に少なく、ブランド力があります。そのため、一定額以下に価格が下がりません。車種によってはむしろ中古車の値段が高くなるケースもあります」
まさに“お金を使うほどに、お金が増える”生き金の使い方だといえる。
「『金(ゴールド)』は希少価値のあるものの代表格。地球上に存在する量が限られていますから。現在流通している各国のペーパーマネーは、価値が大きく揺らぐことがあり得るので、ビジネスエリートたちは少なからず金を保有しています」
希少価値があるものは換金性があり、また、価値が下がりにくい(むしろ上がる場合もある)という特性がある。ビジネスエリートたちは単なる成金趣味でモノを選んでいるわけではなく、裏にはちゃんと計算が働いているのだ。
「最後に“お金を生む資産を買う”です。“お金を生む資産”とは、例えば株式や不動産などのことです。彼らがなぜこういったものを買うことに熱心なのかというと、究極的には自分で働くのではなく資産に稼いでもらうためです」
特にアメリカでは、アーリーリタイアが一つの成功の証。資産に稼いでもらえばそれが可能ということだ。
「アーリーリタイアを目指すビジネスエリートたちは、早くから不動産を買い集めています。彼らにとって最良の“生き金”の使い方のひとつが不動産投資と言ってもいいでしょう。反対に、大金を出して“お金を生まない資産”を買うことは、彼らにとって最悪の“死に金”と言っていいでしょう。そういった考えから、彼らはマイホームを積極的に買おうとはしません」
ビジネスエリートは、価値のないものは絶対に買わない。一見無駄遣いしているように見えても、その裏にはお金を増やすための緻密な計算があるのだと黒木氏は言う。
お金は使い方次第で減らないばかりでなく、それどころか増えて戻ってくることさえある。そんな、ビジネスエリートたちが実践しているルールを黒木氏の新刊『シリコンバレーのビジネスエリートたちが実践する使っても減らない5つのお金のルール』で学んでみてはいかがだろうか
【黒木陽斗氏】
投資家。米国大学卒後、一部上場大手企業を経て、シリコンバレーのベンチャー企業へ転職。ヘッドハントで6社以上の会社を渡り歩き、30代前半で外資系企業の日本代表となる。自らがオーナーになれる不動産投資を開始。不動産経営のほか、執筆活動や講演活動、不動産経営コンサルティングを行っている
ビジネスエリートたちが実践する5つのお金のルール3「時間を買う」
「3つめが『人脈を買う』こと。事業を成功させるために、人脈というのは非常に重要なファクターです。世の中には優秀な人材や技術が山のようにあります。しかし、その多くが埋もれてしまったり、知らぬ間に消えてしまったりしています。たとえば、ビルゲイツは別の会社が開発したDOSを買取り、ハードメーカーだったIBMにライセンスすることで成功しましたが、DOSはビルゲイツがIBMという人脈と繋がらなければ消えていたOSだったかもしれないのです。人脈を得てDOSという技術を売り込めたことで、ビルゲイツ率いるマイクロソフトはPCの世界的スタンダードになったのです」
ビジネスエリートはその重要さを知っているので、人脈をとても大切にすると黒木氏は話す。
「ビジネスエリートたちは、人脈を広げるための努力と金銭的投資を惜しみません。たとえば、キーマンがいる会合に参加したり、勉強会に入会したり。キーマンとつながることで、一見では参加できない世界の扉が開き、新しいビジネスチャンスを手にすることができるのです」
成功へのルートをショートカットするために、キーマンは欠かせない存在なのだ。
「とはいえ、自分の要望ばかりで、相手にメリットをもたらすことができない人間が人脈を開拓できるわけがありません。キーマンと付き合うためには、それにふさわしい実力と実績が必要です。こう言うと、人脈づくりのハードルが上がるようにも思われますが、要は勉強し、実力を磨けばいいのです」
相手のメリットとして、自分が差し出せるものは何か。スキル、お金、労働力……。ギブできるものなら何でもいいという。
「例えば、キャディ役を買って出るという方法もあります。いつもキーマンについて回り、何かとお手伝いをするのです」
ビジネスエリートたちが実践する5つのお金のルール4「希少性を買う」
ビジネスエリートたちが実践する5つのお金のルール5「お金を生む資産を買う」
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『シリコンバレーのビジネスエリートたちが実践する使っても減らない5つのお金のルール』 お金を使ってお金を増やす「生き金」。使ったお金の価値が減ってしまう「死に金」。「生き金」と「死に金」はどこがどう違うのか、何にどうお金を使えばいいのか――。 本書では、著者が数多くのビジネスエリートたちと交流する中で見出した「お金の使い方のルール」を紹介します。経済的な成功を手にして、ハッピーな老後を送りたい人は必読の1冊。
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