オーダーシャツが4980円でつくれる激安時代、プロも驚く採寸システムとは?
さてそんなKEI、「良質低価格」はもちろんなのですが、私が一番驚いたのが採寸システム。確かに上述のとおり「オンラインオーダー」にすればコストは削減できますが、セミオーダーはどうしても採寸が必要で実際に店舗に来てもらうしかない。そうなると当然販売員と店舗を構える必要がありコストがかかる。オーダースーツで有名な「LaFabric」というブランドも以前は「出張採寸サービス」を実践していましたが、最近は休止中。やはり割に合わないのでしょうか。このジレンマをKEIは4種類の採寸方法で解決しています。
まずは簡単な「自己採寸」。多くのオーダーブランドの基本がコレです。「画面に従って自分で採寸してみてください」というヤツです。ただ素人採寸ではどうしても数cmの誤差が出ることもあり、なかなかオーダーシャツのシビアな採寸は難しい。
次はちょっと面白い「オート採寸」。KEI以外で実践しているメーカーを知らないのですがデータを用いた自動採寸システム。身長体重や年齢など簡単な質問にいくつか答えていくとビッグデータを参照した上最適な数値を自動で出してくれるというもの。
もちろん自動採寸で出て来たものは微調整が可能。自己採寸と合わせればかなり精度の高いオーダーが可能でしょう(画像はちなみに私のデータです)。
⇒【画像】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1246998
ファッションバイヤー。最新刊『MBの偏愛ブランド図鑑』のほか、『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Twitterアカウント:@MBKnowerMag)
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