雑学

鉄道業界が注目するクルーズトレイン、今年運行開始の2便で打ち止めか?

 鉄道業界が注目するクルーズトレインは今年運行開始の2便で打ち止めか?

写真/時事通信社

 2017年の鉄道業界で注目されているのは周遊型豪華寝台列車・クルーズトレインだ。JR東日本の「トランスイート 四季島」やJR西日本の「トワイライトエクスプレス 瑞風」が運行開始となる。鉄道ジャーナリストの梅原淳氏は言う。

「新しいサービス展開で、鉄道旅行の在り方が変化するかもしれません。ただし、クルーズトレインはこれで出揃った感がある。他社が新たな鉄道を計画しているとは今のところ聞きません。理由として、1編成分の車両を作るのに30億~50億円の資金がかかること。また、クルーズトレインを走らせるだけの路線網を持っていないことが挙げられます」

 観光列車については地方の私鉄・第三セクターが積極的に導入を進める。東急・伊豆急行の「ザ・ロイヤル・エクスプレス」や、東武の「大樹」などは話題になりそうだ。今年、観光列車は一過性のブームではなく、ひとつの市場として確立されつつあるという。

「鉄道業界にとって’17年は、過去2年の新幹線開業ほど大きなイベントがあるわけではない。それでも、長いサイクルで見たとき、鉄道業界は変化の時期と捉えられるでしょう」(梅原氏)

 ただし、リニア景気に沸く名古屋駅前の再開発についてはこんな意見も。

「JR東海が土地を持つ名古屋駅周辺の開発が目立ちますが、一方のリニア新幹線の停車駅・新大阪駅の再開発が進むかは疑問。これはJR西日本の管轄で、同社が再開発に力を入れる大阪駅とで人の流れが分散してしまう。そんなリスクを負うと思えません」

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<取材・文/週刊SPA!編集部>

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