更新日:2017年11月30日 14:30
スポーツ

RAW+Nitro=9%という数字を解読せよ――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第281回(1998年編)

 クリーブランドのガンド・アリーナに1万5643人の有料入場者を動員した3.2“ロウ”の興行収益は25万2393ドルで(1ドル=当時100円で計算すると2523万9300円)、グッズ売り上げは18万9108ドル(同=1891万円)。  “ナイトロ”もフィラデルフィアのスペクトラムに1万4254人の観衆を集め、興行収益は23万6978ドル(同=2369万7800円)、グッズ売り上げは15万9500ドル(1595万円)という数字だった。  月曜夜のプライムタイムに全米の652万6000世帯の一般家庭が“ロウ”か“ナイトロ”のいずれかにテレビのチャンネルを合わせていたという事実はそれだけで驚きに値する。ビンス・マクマホンはタイソン起用につづくサプライズをもうひとつ、すでに用意していた。(つづく)
斎藤文彦

斎藤文彦

※この連載は月~金で毎日更新されます 文/斎藤文彦 イラスト/おはつ ※斎藤文彦さんへの質問メールは、こちら(https://nikkan-spa.jp/inquiry)に! 件名に「フミ斎藤のプロレス講座」と書いたうえで、お送りください。
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